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キャベツの千切り地獄!?

私は2日に1回こうしてベッドの上で夜な夜なキャベツの千切りをしているなぜでしょうか?

ぜひ思い出していただきたい。
私が自分の薬とその副作用のお話をした時の事を

あ、あれ?
書いてなかったかな?
そうだったら、みなさんごめんなさい!!

オピオイドという痛み止め

これはとても強い痛み止めで、多くはがんによる痛みの除去・緩和に使われる痛み止めです。
しかし、ペインクリニックの専門的な知識を持った医師の指導のもと、私に線維筋痛症の症状が現れ始めたときから、私の生活にはなくてはならないものとなりました。 

先ほど貼りつけた以前の記事で、4時間に1回飲む痛み止めと書いたのがこれに当たります。
実はこの薬、2時間に1回なんて頻度で飲んでいたこともあったんですよ。
今では信じられません。
4時間に1回だけでもキツいのに...

オピオイドの副作用

これは以前も書きましたが、
意識混濁
便秘
咳反射の減衰


などなど様々な副作用があります。

意識混濁

実際飲んでいるオピオイドの量が今の約倍近く飲んでいた時は、私はよだれを滴しながら1日のほとんどを寝て過ごすという時期がありました。
今にして思うとこれが → 意識混濁だったのでしょうね。

ただ、この時と同じ諒を飲んでいるにも関わらず、起きて車いすで院内を遊び回っていたときもありました。
きっと傾眠傾向にあると水分摂取量が減るので薬の血中濃度が高くなってしまっていたのかなぁと言うのが私の見解です。
事実院内を遊び回っていた時は1日に3リットル近く水分を摂っていたので。

便秘

これが日常生活を送りながらオピオイドを使用していて一番困る副作用なのではないかと思います。
私も一時期は大腸検査を行う人が前夜に腸内を空っぽにするために飲む下剤を毎日飲んでいても、まだ便秘を起こすのは日常で、そのために腸閉塞になったこともありました。

今ではオピオイドによる便秘にのみ効く便秘の緩和剤が新発売されたのが昨年(!?)、今では少しずつ効果が現れていると思います。

咳反射の減衰

私が誤嚥性肺炎を繰り返していたのにはこれが大きく関係していると思います。
健常者であれば気管に水分や異物(食塊の固まりなど)が入ったときに、

「ゲホッゲホッ!!」

となるますよね?
それを咳反射といいます。

オピオイドを服用している人はこの「咳反射」の感度が弱くなってしまうために、長期間オピオイドを服用している人の中には異物が気管の方に入ってしまうことによる誤嚥性肺炎を起こしてしまう場合があります。

自衛できること

多岐にわたるオピオイドの副作用の中で、

「自分でどうにかできるかも...」

と思えるのが、便秘対策です。
便秘、便秘、便秘...

「そうだ!食物繊維をたくさん摂ろう!!」

ということで、今までいろいろやって来ましたが、行き着いたのがキャベツの千切りです。
粉末上の食物繊維を溶かして飲んだり、サプリメントを飲んだり、いろいろしてきましたが、これが一番!!

2日に1回、夜な夜な1回にキャベツの約1/6個をとにかく千切り、千切り、千切りします。
ダイエットも兼ねているので、ブラックペッパーとコーン缶を入れることによってドレッシングの量を減らします。

そしてその千切りキャベツを2日間かけて食べまくるわけです。

最初の頃はこの事によってかなり解消されていたのですが、最近は倦怠期のような感じ(笑)
でも辞めてしまうと何だか負けのような気がするし、食べていないよりは食べていた方が絶対いいだろうと自分に言い聞かせて切っては食べ、切っては食べしています。

さぁ、今夜は切る日だ。
気合いを入れて臨まねば。
キャベツごときに負けるようではこの病気には勝てぬ!!
この精神でがんばりまーす!

つたない記事ですが、サポートしていただくと俄然やる気が出ます!!🙂🎶 私の"やる気スイッチ"も入りますので、あなたの心に響いたらぜひよろしくお願いします。