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言語聴覚士しゅんPさんと話そう!! #2-2 こどもの吃音治療~吃音の進展段階~

みなさん、こんにちは!こんばんは!おはよう!

ふたつの痛みの病に侵され、痛みに呪われたflutist_umakoです。


前回”言語聴覚士の”しゅんPさんと話そう!!”「第2章こどもの吃音治療  Vol.1キツオンってなんだ?」は多くのスピーカー、オーディエンスの方にお越しいただきました。

この場を借りてお礼申し上げます。


当日の様子は前回の投稿に追記させていただきましたので、お時間のある方に読んでいただけると嬉しいです。

告知


さて次回は…


2022年1月6日(日) 21:00~の
”言語聴覚士のしゅんPと話そう!!”は…

「第2章こどもの吃音治療 Vol.2吃音の進展段階」


@clubhouse の #医療部屋 にて行いますので
お時間のある方はお耳よせください。




言語聴覚士の中でも日本ではまだ数少ないボイスクリニックで働くボイスセラピストのしゅんPさんからお話をうかがいます。



#2-2 こどもの吃音治療~吃音の進展段階~


復習~吃音とは~


 吃音(きつおん)は、話し言葉が滑らかに出ない発話障害のひとつです。    吃音に特徴的な非流暢には、以下の3つがあります。

繰り返し 例:「み、み、みかん」
引き伸ばし 例:「みー-かん」
ブロック 例:「 」・・・・からす」

上記のような、発話の流暢性(滑らかさ・リズミカルな流れ)を乱す話し方を吃音と定義しています ( ICD-10, WHO)。


吃音の進展段階


吃音は第1層から第4層へと進んでいきます。

環境依存性の場合  →  小学校3年生(自我が芽生えるため)

環境調整法  →  成功体験

吃音進展段階

正常域~第1層
行ったり来たりする。故に吃音の自覚や苦悩は認められない。


第2層 
随伴症状。ブロックの繰り返し

発語への注目が出てきているからこそブロックへとつながる。

発吃と自覚した年齢は異なる(本人が自覚した時と、親が自覚した時は異なる)。

第3層 
二次的症状には、「解除反応」「助走」「延期」「語の置き換え」「回避」等があります。

ブロック(声が詰まってしまう症状)が嫌で、この状態から抜け出そうとして行う行為を「解除反応」といいます。例には「詰まって声が出ない時に力を入れて乗り切る。」などがあります。

 ブロックを防ごうとして、目的の語を話し始める前に色々なことを行うのが「助走」です。例には「【えーと、まー】等の言葉を意識的に入れる。」等があります。

ブロックしないで言えると思うまで、話すのを先送りにするのが「延期」です。

言いたい言葉がブロックして言えないと分かると他のことばに置き換えてしまうのを「語の置き換え」と言います。



自分の発話への否定的価値観の増加。


第4層
一生懸命に解除反応や助走、延期を使ってもブロックしてしまい、恥ずかしくて仕方がなくて、話すのを止めたり(発話回避)、話す場所に行かなくなったり(場面回避)するのが「回避」です。場面回避(登校拒否、保健室登校など)否定的価値観もとても高くなる。


吃音の中核症状と二次的症状



親の心配と本人の社交不安について





引用


www.tsuzuki-kitsuon.jp


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