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森のオーケストラ

今宵はこちらです
関大の現役生と近しいOBが中心となつて結成されたオケ

古典派の二曲を聴きます
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at 吹田メイシアター

モーツァルト 交響曲第40番ト短調
休憩
ベートーベン 交響曲第3番「英雄」変ホ長調
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ベートーベンの「英雄」

私が2年生の時に定期演奏会のメイン・プログラムでした。
この曲の選定に当たっては、トロンボーン・パートが猛反対。
なぜならば、この曲にはトロンボーンが編成にないのです。

つまり、トロンボーンの奏者は晴れの定期演奏会でメインの曲に出れないということ。
曲目決定の団内総会が何度も開かれ、揉めにもめました。

そういう思い出の曲です。
結局、最終的にメインプログラムはこの英雄に決定。

トロンボーンのメンバーは、演奏会当日メインの曲の間、楽屋番という辛酸を舐めることになりました。
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それならば、トロンボーンのある曲を選定すればいいではないかと思われるでしょうが…

当時の学生オケ、現在のように現役生の技量が高くありませんでした。
特に、弦楽器は大学から始めたという初心者がほとんど。

そんな弦の奏者には、ロマン派以降の曲は演奏技術に負担がかかるという拘りの上級生の進言により、エロイカが推されたのです。

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