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スパゲッティ・ナポリタン

このごろ、ナポリタンが復権してるらしいですね。
かなり以前の新聞記事にも取り上げられたり、テレビでもニュース番組の「街の話題コーナー」などで報じてました。

最強の喫茶店メニュー、スパゲッチ・ナポリタン。
当時イタリア風の麺は、このナポリタンとミート・ソースの二種類しかありませんでした。
パスタという言葉もなく、せいぜい「スパゲッティ」と発音できれば上等、そんな認識レベル。

1980年(昭和50年)、梅田のナビオ阪急に「壁の穴」ができた時は衝撃でした。
まず、「パスタ」という言葉からして斬新でありました。
そして、湯がき置きの麺ではなく、オーダーが通ってから湯がき始めるというのが当時は画期的。できあがるまでの20分間ちかく、お客は未知に等しい「パスタ」が登場するのを神妙に待ったものでした。

いまやバイ・オーダーで湯がくのは当たり前、パスタという用語もすっかり定着しました。
たまに「スパゲッティ」などと言おうものなら、たちまちおっさん扱いされる始末。
スパゲッティもちゃんとした用語です!
太さが2㎜ほどのパスタは、「スパゲティ」と称しますよ~

本場イタリアにないのは、「ナポリタン」というパスタ・メニューのようです。
さぁ、久しぶりにこのナポリタン、喫茶店で注文してみましょうか?

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