マガジンのカバー画像

食のこと

207
運営しているクリエイター

#純米酒

日本酒こぼれ話

日本酒こぼれ話

昨日は、この三重県のお酒でまったりと過ごしました。
このような地酒をごく普通に買い求めることができるようになり、ほんとうに便利な世の中になりました。

これには、現在の発達した流通のシステムが寄与するところも大きいでしょうが、なんといっても1970年代の後半に起きた日本酒業界の変革があります。

いまでこそ聞き慣れた「吟醸酒」や「純米酒」という言葉も、そのころから認知され始めました。
それまでは、

もっとみる
純米酒粕 玉乃光(ショップ&レストラン)

純米酒粕 玉乃光(ショップ&レストラン)

きょうは某氏から、京都に住んでいる人は必ず行くことという指示を受けたので行ってきました
伏見の酒蔵、玉乃光酒造がオペレーションする酒粕料理のバルです
ランチに伺いました

前菜から、12種類もの手の込んだ逸品が盛り込まれたプレートが出てきて圧倒されます
どれもしっかりとした味付けで、美味しいお酒を飲みながら楽しむことが前提の料理でした

〆の土鍋ご飯も、二膳目からはお出汁でお茶漬けにすることで味変

もっとみる
トレンドに挑む酒蔵

トレンドに挑む酒蔵

先日、伏見の玉乃光酒造がオープンした酒粕料理を中心としたレストラン&ショップに行ってきました。
烏丸通の一等地に一軒家の路面店という絶好のシチュエーションです。
四条から少し下って高辻通りとはいえ、銀行などが並ぶエリアでの開業。

日本酒業界の栄枯盛衰については、この50年で大きく変わりました。
1970年代までは、ご存知の通りアルコール添加のベタ甘酒が乱造されてました。
さらには桶売り・桶買いが

もっとみる