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性別なんて消えてしまえ

自分の性別がどうにも好きになれない。ふとした時に自分の性別に形容しがたい気持ち悪さを感じる。なんて言えばいいんだろうな。この性別の気色の悪さについ目がいってしまい、私も同じ性別としてカテゴライズされることに悲しくなる。

正直、私は女/男なのだが…とかすら書きたくないのでちょっとめんどくさい文章になるのを許して欲しいです。それほどにこの性別が嫌い。汚らしいとしか思えないよ。

だけど別に私ももう片方の性別が良かった!とかは思わない。よく女性が「男は楽そうでいい」って言うのに対して男性も「女の方が楽だ!」とか言ってるけど普通にどっちの性別も大変だろ。生きてるだけで大変なのに、その性別特有のしがらみも出てくる。大変じゃないわけないでしょ。それなのにもう片方の性別の表面だけを見て「いいなぁ…私も性別が違ったらなぁ…」と言うことは私にはできない。別にそういう考えがあるのは全然いいと思うけどね。私もたまに羨ましいなぁ…って思うことがある。


少し考えてみると私は私の性別が嫌いなのはそうだけど、性別という概念も嫌いなのかもしれない。皆さんは経験ないでしょうか?仲の良い異性と話してるだけなのに「〜と付き合ってるの?!」と言われるやつ。本当にうざいです。友達と話してるだけなのに異性ってだけでこれを言われるのが本当に嫌い。普通に仲良いからよく話すくらいなのに、そこまでよく頭が回るな笑。


かと言ってやはり異性なので2人っきりで遊びに行くなんて言うのは少し気まずい。最近、ちょっと話したいなーとおもう地元の人がいるのだけれど異性なので誘いずらくて断念してしまった。人にはすぐに意識すんなとか言う割にすぐ気にしてしまう自分も嫌い。

こう考えるとやっぱり性別なんてない方が幸せな気がする。お互い羨ましむことだってないしみんな仲良くなってハッピーエンド。そしたら私ももっと生きやすくなるかな。

私と同じ「別にほかの性別になりたいじゃないんだけどもうにも自分の性別が嫌いで…」みたいな人と出会えたら嬉しいのだけれどなかなか言い出せるもんじゃない。私も友達とかに言ったことは無いし。これが巷でよく聞くLGBTQに入るのかは知らないけど、いつかこの人なら話せる…って人に出会えたら幸せ。

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