3D プリンタ自助具製作インタビューVol.7
実際に 3D プリンタで自助具などをつくっている方々に、「始めたきっかけ」や「つくったもの」、「具体的な現在の想い」などをインタビューしてみました。是非、動画をご覧になってください。
インタビューした人:林 園子(FabLab Shinagawa Director, 作業療法士)
今回のゲスト:富田さん(ソフトウェアエンジニア)
概要
ソフトウェアエンジニアとして活躍していた富田さん。義理のお母様が脳血管障害で半身麻痺になったことがきっかけで、現在の活動を始めたそうです。
もっと多くの患者さんが、手に麻痺が残らないようにしてあげたい。そんな想いで 3D プリンタも用いて試作をくり返し、手指の訓練用ロボットを開発しています。
そんな富田さんがつくったロボットや自助具とは?
インタビュー動画
考察
ご自身の体験に基づいた社会課題の解決のために、日々、ロボットづくりを進めている富田さん。「今、無い道具だけど、必要だからつくる」という強い想いが伝わってくるインタビューでした。
「今、無い道具」を作るのに必要な「試行錯誤」を、仲間と共に効率よく行えるのが、3D プリンタなどのデジタルファブリケーションと、「ファブラボ」の強みだと改めて感じました。
製作に必要な技術や道具が、非常に安価に手に入るようになってきた現在、「あるものは使い、無いものはつくる」を、一人一人が丁寧に適切に行っていくこと、そんな機運を盛り上げていくことで、非常に多くの社会課題が解決できるのではと思いました。
一人でつくれなければ、みんなで作りましょう!
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