flowrish games

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『ニックネーム』の削る作業と足す作業

■そろそろ泥臭い話「ななな社長」のエモい話からスタートした『ニックネーム』ですが、 ゲームを完成させるとなると、こんなの最初の1歩。いろいろ決めないといけないことが山ほどあります。 ■たくさん詰め込みたい気持ちがふくらむ やっぱりスタート当初は、いろいろなアイデアをゲームに詰め込みたかったりします。呼び方はたくさんあったっほうが良い!と「呼び名自体をカード化」して集めるようにしてみたり、いろいろ考えてみました。 でも、負のスパイラルへ ・呼び名自体をカード化する ・

    • 『ニックネーム』がカルテットになった理由

      ■体験をゴールにしてルールを選ぶゲームを作る過程は、作家さんごとに違うと思います。ワーカープレースメント作りたい、トリテでやろう、など、システムからアプローチすることも多いと思います。 私たちは「名前を呼んで仲良くなる」という体験を目標にしましたので、それにマッチするルール選定から始めました。 目標が決まるまでの過程はこちら↑ ■まずはマネてただ、1からルールを組み立てることは天才の所業ですので、既存のゲームのルールの中からベースとなるシステムを探すところから始

      • 大人では拾いきれない「名前を呼ぶ事」をテーマにした『ニックネーム』というゲーム

        ■『ニックネーム』とは?私どもフローリッシュゲームズで制作した『ニックネーム』というカードゲームは、女子中学生「ななな社長」のアナログゲームを作りたい!という想いからできたゲームです。 ■友だちと仲良くなれるゲーム「ななな社長」はとても内気で人見知りが激しいため、クラスに来た転校生と(後にとても仲が良くなるのですが)、打ち解けるきっかけを、なかなか作れずにヤキモキした経験があったのでした。そのため「友だちと仲良くなれるゲーム」をコンセプトとしてゲーム作りをスタートさせたので