見出し画像

うれしい病院食

昨日から、1クール目の抗がん剤投与が始まった。
10:30に入院。まず採決をして血液検査をしている間に生理食塩水の点滴。抗がん剤は昼食を食べて午後からだという。

その投与前のお昼。

画像1

副作用で吐き気を催すのに、お昼食べて大丈夫かな?残したほうがいいのかな?と思いつつ、全部食べる。
病気がわかってから、揚げ物はほとんど摂取していないので、から揚げに心躍った。あとで気持ち悪くなってもいいや、きっと昔の深酒のときのほうがひどかっただろう、と開き直る。

食後少ししての抗がん剤投与は、吐き気止めの点滴もあわせて2時間半で終了。詳しくはまた改めて書くとして、直後からめまいがほんとうにひどかった。ものすごく度の強い眼鏡をかけているような感じで、本も読めないしスマホの画面も見れない。

そんな感じでベッドで休んでいると、今度は夕食の時間がやってくる。夕食はヘッダにも載せたが、こんな感じ。

画像2

めまいがひどかったが、吐き気はなかったので、出されたものはもちろんいただく。家ではあまり作らないカレイの煮つけはじんわりおいしく、じゃがいものカレー味というのも久しぶり。白米は半分残したが、あとはすべて食べた。

一夜明けてまた朝食。

画像3

夜中に目が覚めて吐き気を感じたが、朝には薄れていたので、朝食も残さずいただいた。バターロールというかパンを食べるのは、先月の入院以来。ポタージュがやさしい味でなんともおいしい。

病院の食事だから安心して食べられるというのもあるけれど、やっぱり手をかけて誰かが作ってくれたものをいただくのは、それだけでうれしいことだなあとしみじみ思う。

昼、夕、朝と3食しっかりいただいて、白血球を増やす注射を打ってお昼前には退院。これから3週間ごと、8回、約半年間の抗がん剤治療が続く。回数を重ねるごとに副作用は強くでるし、味覚障害が出たら、こんなに呑気に食べ物のことを書けないだろうから、いまのうちにということで。




サポートいただけたら跳ねて喜びます!そしてその分は、喜びの連鎖が続くように他のクリエイターのサポートに使わせていただきます!