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油断大敵

昨日は5回目の抗がん剤治療。2つ目の薬剤を投与した。抗がん剤投与中は、手足にグローブをはめてクーリングした。副作用で手足の爪が黒くなり、ひどいときには剥がれてしまうのを防ぐため、末端を冷やすといいらしい。

だが前回のものと比べて、トータルの点滴時間も短く、投与後のめまいや気持ち悪さがわずかで済んだ。これまではよたよたとトイレに行っていたのが、スタスタといけるくらい楽だった。

朝起きてからも調子よく、回診の先生に「とても元気です」と宣言したくらい。いつものように白血球を増やすジーラスタという注射をぶすっとお腹の脂肪に打ってもらってから、退院した。

車で迎えに来てくれただんなさんと帰りがけにびっくりドンキーでお昼を食べ、薬局で買い物をして帰宅。元気だったので家の掃除や洗濯をし、メルカリで購入された品物をセブンイレブンに持っていって発送した。

そんな風に、思いのほか副作用がなかったために調子に乗ってしまったからか、夕方から腰、肩、腕などが痛くなってきた。

今回の薬剤の副作用で出やすいものが、手足のしびれ、関節痛、筋肉痛と言われていた。しかも、後からくると。まさにそれがやってきたらしい。

風邪を引いて高熱が出ると身体のふしぶしが痛くなるが、そんな感じの痛みで、もしかしてと熱をはかったが36.3度といたって平熱だ。

特に肩関節、股関節、腰が痛くて、立っていられないので、食事も作れなくて、スーパーでお惣菜を買ってきて夕飯にした。

身体のふしぶしの痛みのほうが、これまでのめまいや吐き気よりましだ。

と、今は思うけれど、もっと痛みがひどくなったり、長く続いたりすると、すぐに参ってしまうかもしれない。あと3回、副作用がもうこれ以上ひどくなりませんようにと祈りながら過ごそう。

ところで、これを書いている今、家の外壁に複数のセミが張り付いているのか、ジリジリとうるさい。

え? セミ? 4月でもセミっているの?

調べてみると、いちばん早いニイニイゼミの鳴き始めが6月30日頃とある。まだ4月20日ですよ。セミさんたち、そんなに生き急がずに、もうちょっと寝てて大丈夫ですよ。



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