想像して準備をすることは、病気であっても楽しい(?)
今日は先日行った子宮体がんの検査結果を聞きに地元のクリニックへ。
「まあ大丈夫だろう」と高をくくっていたら、結果はまさかの「細胞がとれませんでした。できれば再検査をしてください」だった。
検査をするときに「2割くらいの割合で細胞がとれないことがあります」と言われていたので、そういうことがあるということは知識としては知っていたが、ちょっとがっくしだった。
今飲んでいるホルモン剤の副作用で、「子宮内膜がん」発症の可能性が高まるということなのだが、2年以上の長期服用の場合らしいので、今すぐどうこうということはないだろう。
神経質になってストレス反応が出てしまうことが一番よくない。先月と今月頸がんと体がんの検診をして、偶然見つかった子宮筋腫の切除もした。やれることはやった。半年後くらいに、新年度のがん検診が始まったら、また受けに行くことにしよう、と自分のなかで折り合いをつけた。
来週からいよいよ抗がん剤が始まる。抗がん剤といっても、がんの種類によって全く異なるし、乳がんのなかでも、その人の乳がんの種類(サブタイプ)や病院によっても、使う薬剤が違ってくる。
私が受けると言われている薬剤は、Googleで調べてもあまり体験ブログにヒットしない。そんな数少ないなかで、結構細かく半年間の抗がん剤投与のプロセスを書かれている方がいて(ありがたい)、今日はその方のブログをだーっと読んで、投与後、生活がどういう感じになるのかイメージを膨らませていた。もちろん、副作用は本当に個人差があるので、自分も同じようになるとは限らない。それでも、「どうなるかわからない」状態よりは、「こんな感じのことがあるかもしれない」という方がよっぽどいい。
今日あらためて思ったのだが、事前にあれこれ心配するのが、自分の傾向としてある。あれこれ心配しないと、心配していないことに心配になる。だったら起こりうることをとことん思い浮かべて、一番最悪の可能性を受け入れた上で、できる準備をするのが、自分ができる最善だろう。
そんなわけで今日は抗がん剤治療の際に、手足だけでなく、眉毛とまつげも冷やして少しでも脱毛を減らそうという悪あがきのためのアイマスクや保冷剤を買いにいった。
毎日あれこれあれこれ落ち着かなく過ごしてしまっているところは、これまでの自分となんら変わりはない。取り組む仕事やプロジェクトが変わっただけ、という感じだ。
でもまあ、そうやって起こることを想像して、そのためにあれをしよう、これをしようと考えて準備するのは、私にとっては張り合いがあってまあまあ楽しいことなので、楽しいのならいいんじゃないか。
さらに、これから乳がんがわかって治療が始まる方に、「ああ、こういう感じなのか」とイメージしてもらえるような、できるだけ細かな過程を書き残していけたらと思っているのだが、そっちのほうはなかなか書くのが追いついていない。
「考えて準備」は進んでするのだが、「過ぎたことを振り返って書く」ことは後回しにしがちだ。そんなところも、これまでの自分と変わっていないが、1日1投稿を重ねるなかで、無理せず書いていこうと思う。
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