![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/117521777/rectangle_large_type_2_cda1f1538050405f6197a499118763ad.png?width=800)
Photo by
jasu
着付けと日本語
日本語教師を始めたタイミングで着付けを習い始めた。
当時はまだ一人で着物を着ることができなかったのだ。
そこで出会った先生が私の目標になった。
当時、既に80歳をこえておられただろう。
しかし、紐と帯を締めてもらうときの力強さは驚きだった。
そして、着物の話を始めると止まらない。
どんなことにも興味を持ち、学ぶことも欠かさない。
キラキラしていて楽しそうで見ているだけで元気をもらえた。
40歳を過ぎて、仕事を変えて、これからどうするかと考えていたころ。
先生のように教えることをずっと続けていけるといいなと思った。
あれから10年。先生は90歳をすぎた今も着物の活動をされている。
そして、私は今、教えるというよりも、学ぶ人が楽しみながら、長く学びを続けていけるよう、導いていきたいと思うようになった。
自分も楽しみながら長く。先生のようになれたらいいなと思っている。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?