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日本語教師養成講座の教育実習を終えて

2022年10月から2023年の1月に、日本語教師養成講座の最後の科目である、教育実習に参加しました。今回は教育実習のことについて書こうと思います。

※日本語教育を勉強しようと思ったきっかけについては、以前の記事をご参照ください。

想像以上の難しさ

教案作りや模擬授業は、教育実習の前に受講した実践科目でも経験しましたが、実際の学習者(モデルスチューデント)に向けての授業は、教育実習で初めて行いました。

想定する学習者のレベルは初級だったのですが、日本語を学び始めた段階の、限られた言葉を使って新しい言葉や表現を理解してもらうことが、どれほど難しいことなのかを教育実習では感じさせられました。

また、初めの頃は授業のコントロールがまったく取れず、時間内に予定していた内容の半分も終わらせられないような状態でした。

それまでの勉強や努力で生まれたわずかな自信は、こうして教育実習が始まってすぐに消え去ってしまいました。

教育実習を終えて

それでも、養成講座の先生や仲間にたくさんのフィードバックをいただき、またモデルスチューデントの方々の温かさに助けられ、約三ヶ月の教育実習をなんとか乗り越えることができました。

そして、学習者の方々からの質問にはたくさんの新たな視点や気付きをもらえ、自分自身の知識や理解を(いい意味で)疑い、深めていくことができました。
自分が「教える」ということや「共に学ぶ」ということに魅力を感じる理由は、まさにそういったところにあるのだと思い出すことができました。

今後のこと

教育実習が終わった後のことは、終わってからゆっくり考えようと思っていたのですが、実際に終わると「できるだけ早く何かをしたい」という気持ちが生まれていました。

ということで、今の仕事をしつつというのは変わっていませんが、少しアクションを起こし始めています。
今後のことは、また機会があれば記事にしようと思います。


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