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2018年の日常音活

新年あけました。
まだまだ街はお正月の雰囲気を残しています。2018年を終わり切れてない気がしていているので
この残り香みたいなお正月がちょうどいいです。

去年は(も)応援してくださった皆様
CDを作ったり演劇のホールでライブをやったり
無謀なチャレンジにご協力いただいたアーティストの皆様、制作スタッフの皆様
ありがとうございました!

12月27日、2018年最後の日常音活。
4月からCDを発売し活動が始まった
チャリティーバンドBlumenの一夜限りのライブでした。
場所は紀伊國屋書店4階にある紀伊國屋ホール。
普段は演劇や落語の公演がある歴史ある会場です。

音響機材すべて持ち込み滅多にないライブ公演ということで
ホールスタッフの皆様にもご協力いただき無事準備できました。

AM11:30
搬入開始

アンプ、ドラムセット、スピーカー、PA機材などなど
大量の機材を運び込みます。
ホールの照明さんや舞台監督さん音響さん
スタッフ総出でご協力いただきました。
当日は音響チームとしてご協力いただいた
髙橋コースケさん、稲元さん、中村さん、五十嵐さん。
搬入から搬出まで大変お世話になりました。
ありがとうございました!

当日は気合いを入れジャージで挑みましたが
あまり役に立ってなかったくせに
次の日は全身筋肉痛で動けなかったです。
鍛え直します。
ちなみに、あの日着ていたジャージは購入すると寄付に繋がりなります。
最後の挨拶で言おうと思ったのに緊張で真っ白になり話せずでした。
詳しくはこちら、ジャージで繋がる復興支援

まっさらなステージにライブセットを組んでいきます。

普段、観劇で訪れていた会場でしたが
その時よりもとても大きく感じました。

16:00
リハーサル開始

Blumen 1st
日高央さん、ササキヒロシさん、西司さん、山岡トモタケさん、萩原朋学さん。

Blumen 2nd
日高央さん、マツキタイジロウさん、コヤマシュウさん、山下壮さん、宮内沙弥さん、ウエノコウジさん、ロマンチック☆安田さん

これだけの皆さんのスケジュールが揃い
年間スケジュールが決まっている会場で唯一空いていた1日。そんな奇跡の1日でした。

福島から到着した農家(壱から屋)の大河原伸さん。

「こんなに立派なステージで歌うなんて初めてだわ」と緊張した様子。

人生初の弾き語りとなったコヤマシュウさん。

すべてのリハーサルを終えて開場までの準備をします。

場所が何処でも、いつもの物販。

福島県田村市、壱から屋の有機野菜
山形県鮭川村、くまちゃんなめこ
宮城県石巻市、へい輪プロジェクトのミサンガ
青森県、トヴォのチャリティーグッズ
BlumenのCDやマグカップ、この日の為に作ったパンフレット
FaBのチャリティーグッズ

「ライブ会場で珍しがられる物販が、今日は本屋で珍しがられる」

奇をてらいたい訳じゃない。
今は珍しくても
いつか当たり前になる光景になればいい。
その為には誰に何を言われようがコツコツ続けるしかない。
インパクトは「何故?」と思ってもらうキッカケになります。
何故?から、聞く、理解する、そして考える。
その先の「行動する」まで誰かの心を動かせたら自分のやってることは正解になる。
今は間違っていても大丈夫、死ぬときまでに答え合わせできたらいい。

さて、一曲限定のライブ。
時間配分はどうしよう…とか沢山心配したけど
足りないくらいの濃さがあったと思っています。

ここからの写真はカメラマン岡本千尋さん。

一番手は大河原伸さん

震災当時の想いを綴ったオリジナルの曲を熱唱してくださいました。
午前中は畑仕事をして新幹線にのり東京へ
次の日も畑と直売所の仕事があるため
終演後すぐに駅に向かう大変な1日。
お忙しいなかありがとうございました!
大河原夫妻にお会いした頃を思い出す熱く想いのこもったステージでした。


二番手はコヤマシュウさん。
人生初の弾き語り。

ごろ寝 古井戸
冬越え 細野晴臣
ありがとう 小坂忠
ジョナサン・リッチマン her mystery not of high heels and eye shadow

とてもリラックスした穏やかなステージに見えていたのですが
かなり緊張されていたのだなぁとBlumen 2ndのときにわかりました。
この日、シュウさんが使っていたギターはシュウさんのお父さんのギターだそうです。
シュウさんのお父さんは当日観に来てくださり物販で野菜のことを尋ねられ福島と山形の話をしました。
とても興味をもっていただけて話し足りないくらいでした。ありがとうございました!

Blumen 1st
この企画のはじまりの唄、ひかり。
この一年が一気に思い出され感動しました。
自分だけ感動してちゃダメなのだけど
自己満でもやはり、とても感動しました。

「ひかり」

晴天の先には 雨降る街もある
繋ぐ世界に 紡ぐ日常
光がないなら 自分が光るよ
自惚れだって 君が笑えりゃ

意味ばかり探して
行儀よく諦める前に

追いかけて 問いかけて 答えはなくて
心が鳴る そのすべて 君よ君らしく
振り返らず走れ

涙なんかじゃ 薄まらない悲しみ
抱えたままで朝を待ってる
忘れないことが 大事にする事の
すべてじゃないよ 苦しまないで

光さす果ては
影でさえ 真っ白に 染める

始まりの唄は
いつだって 君の中 流れる

Thore with a broken heart
Hug your whole self and move ahead

追いかけて 問いかけて 答えはなくて
心が鳴る そのすべて 君よ君らしく
追いかけて 問いかけて 答えはなくて
振り返らず 振り返らず 走れ

____________φ(・_・

Blumen 2nd
1日の始まりに、1日の終わりに、聴いてもらいたい唄です。

「あいのうた」

熱い風を身体に浴びて
せわしなく 汗を拭いて
腰をかける場所さえなくて
ひとはまた 心失くす

carry on 東の空から
carry on 鳥たちの羽ばたき

愛の唄 悲しみの向こうで
小さな花が咲き始め
愛の唄 誰かが唄い出す
消えやしないよ どんな時も
重ねてく今を抱きしめた
この唄は 愛の唄

白い雲や 道に咲く花
「ありがとう」、手の温もり
歩く早さ 急かさぬような
ささやかな事に気づく

carry on やさしく照らすよ
carry on 月の道しるべが

愛の唄 喜びあふれだし
小さな花は 咲きほこり
愛の唄 誰かに届いてる
耳をすまして どんな時も
重ねてく今を抱きしめた
この唄は 愛の唄

変わる景色に 虚しさつのり
描いた夢 淡く薄れて
時間(とき)が癒すならば いつの日か?
誓えないから 唄うよ

愛の唄 悲しみの向こうで
小さな花が咲き始め
愛の唄 誰かが唄い出す
消えやしないよ どんな時も

愛の唄 喜びあふれだし
小さな花は 咲きほこり
愛の唄 誰かに届いてる
耳をすまして どんな時も
重ねてく今を抱きしめた
この唄は 愛の唄
終わらない愛の唄

_______________φ(・_・

終わりの挨拶、一本締め。

お客様と出演者の皆様と記念写真。

終演後、音響チームと出演者の皆様の記念写真。

一曲限定、一夜限りのライブ。

観てくださった人それぞれ感じることがあると思いますが、いかがだったでしょうか?

私は「一曲しかないからライブは出来ない」と思っていたのは間違っていたとわかりました。

「出来ない」のではなくて「やらない」のだと。

もちろん「やらない」のもいいと思います。
でも、やってよかったです。

満足していただけるかは
私が考えることではなく
お客様に委ねることなので
表現したいことを発信していくしかないです。

観てくれた人が、楽しかったらいいな、満足できてたらいいな。
観に来れなかった人が、またあるといいなぁと少しだけ期待してくれたらいいな。
と思います。

BlumenやFaBのチャリティーグッズは通販でも販売してます。

4月から発売開始したBlumenのCDやグッズ、FaBのチャリティーグッズの売り上げを
2019年1月5日に幡ヶ谷再生大学と、みちのく未来基金に寄付させていただきました。
ご支援いただいた皆様ありがとうございます!
微力ではありますが今年も続けていきます。

FaBチームのsayanuちゃん、yukiurushiちゃん、岡本千尋ちゃん、ありがとう!
応援に駆けつけてくれた、ひなのし、りょうすけ君、ありがとう!
今年もよろしくお願いします!

次回は2月11日です。←日程のみ解禁
日常音活でお会いできることを楽しみに頑張ります!

#チャリティー #音楽 #バンド #東北

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