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私の心は「神」の安らぎの中で鼓動しています。

私は今までこの人生をよくするため、満足に生きるため、そして何より幸せになるためにスピリチュアルを学んできました。

でも、私はそれはこの肉体の目で見える世界の中に存在していると思っていました。
たとえば、欲しいものをいつでも手に入れるためのたくさんのお金がいつもあったり、好きなレストランにいつでも行って美味しいものを食べれたり、好きな宿にいつでも泊まれたり、成功して世間に認められて人気者になったりというものでした。さらには、自分の天職がわかってそれに没頭することだとも信じていました。

それらを手に入れるためには、自分がこの世界を創ってるのだと認識し、私がこの人生のハンドルを握ってるんだ!という自分軸でこの世界を捉え直すことが大事なんだと思っていました。

そのために、自分の潜在意識と向き合い、フラワーエッセンスを飲んだり、自分の直感に従って時には勇気のいる行動をしたり、、、。
私が自分の人生を創造していくんだ!私が自分の人生の創造者なんだ!という想いで、日々スピリチュアルを実践していました。

確かにそれを実践していくことで、アップダウンはありますが、これまで以上に人生に安らぎや幸せを感じることが増えていったのは事実です。

でも、今年の6月の末に気づいてしまったのです。
自分が欲しいモノ(お金や物、地位や名誉など)を手に入れてもその中に完璧な幸せはないということに。。。

そこから自分の中で新しいスピリチュアルのフレーズに入ったみたいで、それから今まであまり進まなかった奇跡のコースに真剣に取り組んでいくことになります。

コースのテキストを読み始めたり、旅行中でも欠かさず日々のワークブックをやり、コースの関連本であるゲイリーさんの「神の使者」という本を食い入るように読んだり。

コースでは、驚くことが多く書かれています。
世界はない、宇宙もない、全ては幻想、夢の中である。神はこの世界を創っていない。身体は真の私たちではない。私たちは永遠なる存在で死は存在しない、などなど。
やめてー!と耳を塞ぎたくなることばっかりです。

コースでは私が言っていたような、幸せを外に求めていくこと(お金や成功など)を狂気の沙汰だといわれています。
「神の使者」ではこう述べられています。

きみが与えられるものの源(ソース)がこの世界にあると、たとえばキャリアや具体的な仕事、能力などだと考えるなら、何かが変化した時 ー この世界はつねに変化しているのだから ー きみは露天に放り出されることになる。幻想の源(ソース)は消え失せるからだ。

「神の使者」13 真の祈りと豊かさ より

変化するこの世界の中に、幻想の中に、変化しない絶対的な完璧な幸せなどない、ということである。

外の世界ではなく、私は夢をみているだけで本当は神から一度も離れたことないということに気づくことでしか、完璧な幸せはないと説いています。

でもコースではその目標や夢を捨てなさいと私たちに説いているわけではないということを注意しないといけないです。

いずれきみは何一つあきらめるどころか、すべてを手に入れられるのだと気づくよ。だが、そう信じるためにはもっと時間がかかるし、もっと経験を積む必要があるだろうね。

「神の使者」2地下のJ

とそんなことを言われても、実際今恐い。
エゴが変化を怖がっているだけなのかもしれないが、恐い。

自分が自分の人生を創造するんだ!と自分軸になろうなろうと意気込んでいた時期が懐かしい。そしてその自分がとても可愛らしい笑。

この世界が幻想だなんて、この世界に本当は誰もいなくて、自分はただ夢をみているだけなんてゾッとする。

その夢をつくり出し、夢のなかの登場人物を動かしているのはあなた自身で、無意識の罪悪感を自分の外に見ようとしてやっている。

「神の使者」7 赦しの法則

ここんとこ絶望しまくりで、フラワーエッセンスのブレンドボトルにはスイートチェストナット(絶望に)を入れている。

最近夢をみることも多くて、この現実だと思ってたこの世界もそうだと思うと、何を信じていいかわからなくなる。

でも、コースの教えに惹かれてしまう自分がいるから不思議ですよね笑。

そこで今日のワークブック。

レッスン267
私の心は「神」の安らぎの中で鼓動しています。

奇跡のコース ワークブック/ナチュラルスピリットより

そう、完全なる「神」の安らぎの中でスースーと寝息を立てながら存在している私がどこかにいる。
そう、この恐がって、絶望しているのはエゴなのである。

今日はこの言葉を何回も思い出し、毎日のようにホーリースピリットと赦しをやっていく一日であった。



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