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「優しい=性格がいい」に疑問を抱く

こんにちは

今回はふと思ったことを
綴ってみます。


ありがたいなのか
私の第一印象として
よく言ってもらえるのは

「優しい」

なんです。


ただ私が自分のことを優しいなと
感じるのって
意外とネガティブな内容だったり
することが多いんですよね。

具体的なエピソードも
いくつか挙げてみますね

※長くなりそうなので、目次の"思うこと"に飛んでいただいても
大丈夫だと思います。






エピソード1:友達からのおつかい

最近、友達から
おつかいを頼まれて
代わりに購入して届けることが
増えたんですよね。

パシリとかじゃなくて
諸事情でその子がお店に行けないから
代わりに行って注文してる感じなんです。

それで、それを何回もしているときに
友達から言われたのが
「すみれちゃんって、本当に優しいね」

多分、本心で言ってくれたんだろうなって思ったんです。

私自身、おつかいに行くのは
ストレスな訳では全然なかったんです。

でも万が一それを無理してしていたとしても
"優しい"になってしまうのかなって

ストレスになってでも
善意で嫌なことをするよりも

嫌なことは嫌って言えた方が
"優しい"ってことになるのかな…

ふと"優しい"について
考えてしまった瞬間でした。




エピソード2:塾講師のバイトで

個別指導塾でバイトをしている時のことです。

私が担当している生徒の中に
小学生の女の子がいて、
その子はよく反抗するタイプでした。

「今日はこの内容やるよ~」

って言うと

「嫌だ、したくない」
って返されることが頻繁にありました。

いつもだったら微笑みながら
様子を伺いつつ、雑談交えながら
どうやって指導しようか考えるのですが、

ふとこのままでいいのかなって思って
1回きつく言ったことがあったんです。

その後すぐに、机に伏せてしまいました。

その子は塾に行きたくて行っているのか
親に行かされているのか

真相は分からないけど

それを問おうとすると
余計に感情を出さなくなってしまう。

どうしてもは学習塾は
勉強する場所なので

いづれにしても
ちゃんと適切に対応した方が
いいんだけれども

いつも機嫌を伺って流してしまう自分にとっては
常に課題です。

どういう風に接したら
塾に来てくれてる子たちのためになるのかなって…




エピソード3:仕事でのフォロー

これは私自身の経験談ではなく、
ドラマ見てのお話です。

知的障害を持っているある人に
難しい仕事を任せてみようってなって

その仕事が、障害の有無に関わらず
複雑だと言われているお仕事で

その人は引き受けてみたものの
ミスが多かったんです。

ミスが続いたときにその人が様子を伺ってたら
教育係の先輩が

「今日はミスもなくって、完璧だったよ」

って声をかけていて
その人は喜んでいたんです

ただ実際はミスが多くって
裏で教育係の人が頭を下げている感じでした。

私はドラマを見て
ミスはきちんと丁寧に指摘しないと
同じことの繰り返しになっちゃうのになぁ
と思っていました。

でも実際、私があの場にいたら
きちんとフォローできるのかなって…

ただ複雑な仕事の研修だったり
その人の適性だったり
いろいろ考えないと
複雑な仕事を任せる人選は悩むところ。

障害者の方にも教育係の方にも
感情移入して
非常に考えさせられた機会でした。




思うこと

ただ思っていることを
我慢して流しているようでは
自分にも相手にも良くない。

それはわかっているけど

かける言葉を間違えると
その子にとって傷が長い間残るかもしれない。

だからいつも恐れて機嫌を伺って
みんなが言う"優しい"人になってしまうのかなと思います。

私自身が持つ"優しい"って
傷つけたくないから来てるんだろうなと思います。

元々両親が二人とも穏やかだったから
怒るところも全然見たところがないので
その影響もあるんだろうなとは思うのですが、

結局本髄は"傷つけたくない"なんです、きっと。

ただ、時にははっきり言わないと
その子のためにならず
優しいの裏返しになっちゃうこともある。

これからもずっと考えることになるんだろうなと
思いつつ、ほんの少しでも答えが見えたらいいなと
思いました。



結論がなくて申し訳ないのですが
ただ自分のコンプレックスというか
胸の内を綴りたいだけのブログでした。

共感していただける方がいれば幸いです。

読んでいただきありがとうございました🍀




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