言語の壁

先日バイト先のスーパーで、初めて外国人の方の接客をした。

「Excuse me.」と声をかけられ
「靴下のサイズを知りたい」と英語で私に尋ねた。

まずはあなたの靴のサイズを教えて欲しいんだが…と思い靴のサイズを聞こうとした。しかし、全く英語が浮かばない。どうやって伝えようか少しパニックになった。
とっさに私は「シューズ!サイズ!テルミー!」と言った。そしたらお客さんは靴の裏を私に見せた。しかし、サイズは書いていない。
すると、お客さんが自分の靴のサイズを思い出したのかこう答えた。
「42」と。

42センチ!?思わず私は「Really?」と。なぜかその単語だけスムーズに口から出た。
お客さんの履いている靴から、どう考えても42センチもない。

もう笑うしかなかった。お客さんもこいつは全く話が通じないと思ったのか笑っていた。

そしてお客さんが急に1人の日本人男性の元へ行った。お客さんのお連れ様だった。その男性は流暢な英語で外国人の方と会話し始めた。そして、私に「靴のサイズは26センチ。26センチの靴下を探してるって。」と教えてくれた。

どうやら日本と外国の靴のサイズの表記が違うらしい。

お客さんに26センチの靴下の売り場に案内し、何とか対応を終えた。途端に緊張の糸が切れた。


私は英語は不得意であった。だからそもそも話せるとは思っていなかったが、それ以前にコミュニケーション能力が低いため会話の間が持たない。接客中、自分が黙り込んでしまった時間が数秒あった。お客さんを困らせてしまったかもしれない。文になってなくても良いから、単語をもっと言ったり、身振り手振りを使ったり、相手に伝えようとする姿勢を見せるべきだった。

久しぶりにバイトで上手く行かなかったと反省。
自分の未熟さを痛感した。

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