【こいのぼりっていつ見てもほっこりする】知らないお宅から幸せをいただいた話
昨日。
仕事が終わり、いつもの道を通っていたら
こいのぼりを見つけた。
小こい、中こい、大こい。
一列になって空に浮いていた。
あいにく風はなく、
飛ぶではなく浮いている(吊られている?)
状態だったけど、
それでも立派なこい達に感動した。
顔は似ているようでみんな違う。
そこがまたかわいくて、綺麗で。
「もうそんな時期かぁ」
今の時期にしかお目にかかれない
空飛ぶこい。
ちいさい頃は、実家でもこいのぼりを吊るしていたときがあったけど、
いつの間にかやらなくなった。
だから、
友だちの家か、
外出したときから見える知らない家のこいのぼりを見る状態になっていた。
今年も知らない家のこいのぼりを堪能させてもらったわけだけど、ふとこんなことを思った。
「どんな気持ちで出したんだろう」って。
もしかしたら
子どもたちと一緒に出したのかな?
それとも
お父さんががんばったのかな?
私には見えない、こいのぼりとの物語に想像を
膨らませたら幸せな気持ちになった。
こいのぼりとその家族にしかない物語に。
ほっこりして思わずにやにやしてしまった。
幸せがつまったこいのぼりを赤の他人の私がみてほっこりする。
幸せをおすそ分けしていただいた気分で
ありがとうでいっばいだった。
大好きな桜を、今年も無事見ることはできたが
すぐに緑が顔を出してしまい
ちょっと寂しかったところだったから。
こうやって幸せだと思えること
ありがとうって思えることって
当たり前じゃないと思っている。
素敵なものが溢れていても
自分の心に余裕がなかったら拒絶してしまうから。素直に綺麗と思えないだろうから。
それは人との関わりでも言えることで。
どんなに外部が手を差し伸べていても
その手を取るだけの心の余裕がないと
きっと取れないし、取りこぼしてしまうだろうから。
だから、
「こいのぼりかわいい」
「綺麗だな」
って思える自分にありがとうだし、
こいのぼりと、その家族の方にもありがとうの
気持ちでいっぱいだった。