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ショートストーリー

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オリジナルのテーマで書いた短編小説をゆるゆる更新。ごゆるりとお楽しみください。(読める時間は概ねです。)
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#眠れない夜に

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10字ホラー『気づいたら』 七選

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3か月前
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20字小説 『これもまた思い出に』 #小牧幸助文学賞【その15】

15の夜。修学旅行の自由行動で帰宅すな!  反抗期なのか、帰巣本能なのか、ホームシックなの…

193
6か月前
16

20字小説 『空が呼ぶ』 #小牧幸助文学賞【その14】

四回目のお見舞いには…始終にかける電話。  悲しいけれど、生きているからこそ、こういっ…

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6か月前
9

20字小説 『踏み間違い』 #小牧幸助文学賞【その6】

韻を踏むラッパー。一日三回、糞を踏む私。  実話の部分もあるけれど、これはセーフ! と思…

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7か月前
16

20字小説『by ティッシュ』#小牧幸助文学賞【その5】

カメレオン顔がタイプ、略してカレオタイ。  たまたま見つけた箱ティッシュに書かれていた文…

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7か月前
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5分小説 『買われてたら兄妹』

「おかあさ~ん!」  デパートのお土産売場を歩いていたら三歳くらいの女の子が泣き叫んでい…

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1年前
9

5分小説 『どうしようもないふたり』

「結局ふつーの恋愛ができるのは、ふつーの家庭で育った人だけなんだろうな」  部活終わりに忘れ物していたことを思い出して教室に戻ったら、薄暗い中でスマホのブルーライトを浴びているクラスメイトがぽつりと溢した。 それが一人言なのか、同意を求めて放ったものなのか判然としなかったから、俺は佐々木の脇をすり抜けるようにして自分の席へ向かう。 「津山もそう思わない?」 机の中に置き忘れていたパスケースを掴み、立ち去ろうとする俺に再度言葉を投げかけてきた。 ああ、やっぱり同意を求

5分小説 『レンジで珍男』

 一人暮らしを始めたら、もう少し料理を作るかな、なんて思っていたけど、人間そう簡単に変わ…

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1年前
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5分小説 『ひかりとかげ』

 校舎の影に、最近友達になった戸壁くんを見かけて、ちょっと脅かすつもりで背後から歩み寄っ…

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1年前
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