フローあるいは没頭

美しいものに触れたときの気持ちを忘れないために

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かつてマセガキだった僕たちへ 「肉体の悪魔」ラディゲ著

好きな本を1冊だけ挙げるとしたら、私はレイモン・ラディゲの「肉体の悪魔」を選ぶ。理由は、年齢を重ねるごとに、自分の環境や恋愛事情が変化していくごとに、琴線に触れる文章が変わるのが面白いからだ。そして、子供の頃の不自由さや退屈さへの不満を思い出させてくれるからだ。 本書の魅力 -早熟な天才の恋愛観の変化に浸ろうこの本を初めて読んだのは19歳の時だった。センセーショナルなタイトルと、早熟な天才が書いた不倫が題材の自伝的小説、ということで、ドキドキしながら読んだのを覚えている。

    • 自己肯定感アップに。「やったこと日記」をつけよう

      今日も何もできず、1日が終わってしまった。毎日仕事に追われていて、なんだか悲しい。そんな気分が続くなら、「やったこと日記」をつけてみよう。「やることリスト」や「やりたいことリスト」ではなくて、ただその日にやったことを書いていくだけの気楽な日記だ。 やったこと日記の書き方やったこと日記には、その日に自分が「やったぞ」と思うことをなるべく沢山書こう。毎日夜に書いてもいいし、私は週末に一週間分まとめて書いている。できればお茶でも飲みながら、リラックスして。私はこんな感じに書いてい

      • 花鳥風月-古伊万里の文様-を見てきました(戸栗美術館/渋谷)

        東京・渋谷の戸栗美術館で開催されている、「花鳥風月-古伊万里の文様-」の展示を見に行ってきました。 ※美術に詳しい人間ではなく、ただ陶磁器や絵画を見るのが好きなだけの一般人の感想です。 お目当ては展示解説。1月と2月に1回ずつ無料の展示解説があるということで、絶対その日に行くぞ!と決めておりました。 3月には有料・要予約のギャラリートークが予定されていますが、すでに残席0で、結構人気な様子。 渋谷駅から歩いて行きましたが、Bunkamuraを過ぎたら急に閑静なお屋敷街に。道

        • バラ冬剪定 ナエマ/ラ・パリジェンヌ

          鉢植えのバラをマンションのベランダで育てています。春と秋に沢山花をつけてくれたバラに感謝しつつ、冬の管理作業を進めています。今週冬剪定、来週土替えを行う予定です。 我が家のバラ紹介ラ・パリジェンヌ(デルバール) 我が家のバラ①、デルバールのラ・パリジェンヌ。2022年の4月に開花苗で購入。放っておいても綺麗に花を咲かせる、手のかからない優等生。開花ごとに花の色が変わっていくのも楽しい。本当に扱いやすくて、初心者におすすめできるバラ。枝が細くても立派な花が咲きます。トゲは結

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