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「とにかく楽に書く」ことを教えてくれた本

「OK、Google」を無視されるとやたらとイラッとするの、なんなんだろうな

人間だったら、「この声量と向きなら、おそらく自分に言われているな」と気付けるところを、Googleホームはそのあたりを加味してくれないからかな
人間だったら、「いや明らかに聞こえてたでしょ!」と思う距離感だからかもしれない
つまり、人間だったらあれは無視にあたるのだろう
それなら不快になるのも納得だ

…いやいや
スマートスピーカーを名乗るなら、それくらいは聞き取ってくれよ
もしくはスマートを名乗るなし



怒ってしまった
ネット上での怒りの発露はあんまりよくないらしい
怒りは人の関心を集めるから、発信者から見るとウケているように見えてしまって、それを学習してさらに怒りを発露するようになってしまうらしい
(どっかで聞いた)

埋め合わせるために、怒ってない話もしよう
こういう本を読んだ

よかった!
読んでよかった
物を書く辛さが万人に共通のものであることがわかった
また、文章を書くモチベーションが上がった

結構売れてもいるらしい

本書に出てくるものを書くコツの一つに、とにかく身構えて書くな、というものがある
このメッセージは繰り返し出てきて、乱雑にメモを書いてそれを原稿にしようとか、ワードではなく箇条書きに特化したアプリで書き始めようとか、いろいろなアイデアが出されている

これは本当にその通りだと思うし、自分自身もそうしている(普段から思いついたことをなんでもメモしておいて、そこからテーマを取り出してブログを書いている)んだけど
こういったメッセージには、なんだかとても既視感があった
この本を読む前から、俺がこういう書き方ができていたのは、下の本によるところがとても大きい

この本は、自分が二十歳の時にそれまでの生き方に絶望して、これからどう生きればいいんだろう…と思った時に最初に読んだ本だった
カバーしている範囲は広く、自分を否定する親や自分自身を乗り越える方法から、自分の好きなものを見つける・思い出す方法、日々思いついたことをメモに残す方法、そして、創作に取り組む方法が書かれている
創作といっても、それで生計を立てるような大仰なものでなくても全然よく、裏紙に絵を描くのが好きとか、趣味で文を書くのが好きとか、なんならもっと軽微なものでもよくて、それらに通底する取り組み方が出てくる
それが、「とにかく楽に取り組むこと」、「遊びの延長としてやること」、「完璧を目指さないこと」などの沢山のアドバイスなんだけど
俺はこの部分にひどく感銘を受けて、何かを作るときは上手いものを作ろうとするのをやめ、とりあえず作って楽しめればOK!くらいの感覚で創作に取り組めるようになった
このブログも、創作の習慣を取り戻したいなと思ってこの4月に始めたものだ

『ライティングの哲学』を読んで、改めて、『ずっとやりたかったことを、やりなさい』の創作論がいかに先見の明があるものだったかがわかった
自分自身、そうやって楽に文章を書くうちに、楽しみながらもそこそこ真っ当な内容が書けるようになってきた実感がある
(いつも読んでくれてる人、ありがとう!)



そんなことを思った
上の本、二冊ともいい本なので、気になったら読んでみてね

じゃまた!
読んでくれてありがとう

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