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【夢の話】色鮮やかな街でのできごと


これは以前見た夢の話しです。

その夢はとても穏やかで、明るくて、いつまでもその場所に居たいと思えるほど、短くも楽しい時間でした。

触った感触、見た光景、歩いた実感すべてがリアルに感じた不思議な夢のお話し。


始まりは大きな街の街道

綺麗に整備され、赤や青、緑や黄など所々にカラフルな色を散りばめたレンガの石畳の上に、自分は青々とした雲ひとつない空を見上げながら立っていました。

人はまばらではありますが、街はそれなりに活気があり、先に続く道は緩やかな坂になっていて、奥には円形の広場と商店が賑わっていました。


辺りを見渡すと街並みもカラフルで、丁度トップ画像のような街に鮮やかな色達を追加したようなお洒落な街でした。


そんな綺麗でカラフルな色の西洋風な街並み。
お洒落な家、お洒落な店、お洒落な人々が行き交う素敵な街に1人、自分はどこへ行くでもなくただ街を眺めながら歩いていました。


ふと今着ている服装が気になり目線を落とすと、自分は学生服を着ていました。

「いやぁ……もう社会人で学生服かぁ………。しかもめちゃくちゃアニメとかで着てるやつやん……。」

とか思いつつ、色々な”設定”のようなものを思い出しました。
正確には「後から記憶が流れ込んできた」そんな感覚です。


そこの街で"学生"として通っていたこと、大学か高校かはわからなかったですが、確かに学生として通っていた記憶のようなものが浮かんできました。


夢には必ず道筋や筋書き、ルートなどがあり、それに沿って夢が進んでいくことが多いです。

この街を散策したかった気持ちをグッと堪えて、ボーっと”道筋”に沿って歩いていました。


すると後ろから声をかけられました。


自分より年下(もし学生設定なら同い年だろう)の「美少女」と呼べるくらいの女子と、自分より少し背の高い「美男子」と言われるレベルの男子がやってきました。

2人も同じ学生服を着ていて、見た瞬間に「あぁ、同級生の友達か。」と”認識”しました。

男子の方は「頼り頼られる親友」という認識だったのですが、女子の方は少し曖昧な認識でした。


「”幼馴染”?”彼女”?”許嫁”?何だこの子は」

と夢での認識が混在していて、自分も少し混乱していました。


それと同時に
「なんてご都合展開なんだろう…。というか物凄い自分不釣り合いすぎるな…。」
なんて思っていました。

その場をスルーして街の散策をしたかったのですが、夢の進行が阻んできて思考を遮られてしまい、その2人とコミュニケーションをとることになりました。


この時点で自分の中には「超冷静な夢だと認識してる現在の自分」「夢の進行に逆らわないその街の住人である夢の自分」がいて、本当に珍しい夢だと書いている今も思います。


話してる内容は思い出せませんが、とても和気あいあいに楽しく話していました。

話している最中に2人を観察してみて、男子の方は落ち着いたように、頼れる優しい兄のような感じで、女子の方は元気でとても明るく、可愛らしい妹のような感じでした。


どこに行くかわからない道を歩きながら、楽しい会話に花を咲かせつつ、着いたのはとある1軒の家の前。
光が強く差し込んでいたため、家の色まではわかりませんが、薄っすらとピンクの外壁とワンポイントのオレンジが見えたのは覚えています。

そして「ここは女子の家」「これから3人で勉強会」という記憶と認識が流れ込んできました。

「学生での勉強かぁ…何年振りやろなぁ…。」「この夢の自分はこの家にきっと行き慣れてる感じだな。」と色々思いながら家に上がり、女子の部屋で3人黙々と、少し面倒くささを出しながら勉強を始めました。


認識が曖昧な女子の部屋も、外の街並みに似ていてお洒落で、ピンクをベースにした、パステルカラー色のカラフルな可愛らしい部屋だった印象を覚えています。

しばらくして勉強に集中していた時、女子の母親らしき人がドアのノックと共にお菓子と飲み物を持ってきてくれて、それと同時に休憩の時間になりました。

そして休憩していた時、突然女子の母親らしき人に呼ばれて、自分含めた3人は畳のある和室へと向かいました。


ここまで淡々と状況説明ばかりになってしまいましたが、ここまでボーっとした意識の中で行動していたので、冷静に考えることができませんでした。


和室に呼ばれて話を聞いていたところ、断片的にですが結婚(?)が認められた(?)ような内容と雰囲気でした。

それにはやはり勉強→進学といった工程をもちろん踏まなくてはならず、勉学に励むようにと朧気ではありますが言われました。


この時冷静な自分の思考がようやく起き上がり「勉強しなくてもいい、大丈夫。」と咄嗟に発言しました。

そして自分はこの時、思考が混乱してしまいました。

「なぜ勉強しなくてもいいのか?」という考えがあると同時に「もうすでに社会人だから学生の勉強をしなくていい。」という考えが出てきたとき、現実のことを思い出し、意識が戻り、目を覚ましました。


「もう少しあの街を散策したかったなぁ…。」という後悔を残して。



あとがき


ここまで読んでいただきありがとうございました。m(_ _)m

正直noteに書くまでもないかなぁと思いつつ、気ままな夢での出来事も書いてみようと思い至り、こうしてnoteに書きにきました。


起きてから数時間はあの場所あの町にいた実感があり、不思議で珍しい夢を体験したことを忘れたくなくて、こうしてメモをとり、書き起こしました。

学生時代の勉学を避けたかったのか、それとも面倒だったのかはわかりませんが、少し起きた事に後悔するくらい素敵な街並みでした。


いつか夢に見た綺麗な街並みの場所に行けることを願って。

それでは、また。




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