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正しい自信と、トライ&エラーと

私は長年、自己肯定感など持ち合わせていない、自分に自信のない人間でした。

でも最近いろんなことがあって、いろんな人と関わって、凹んで学んで、だけど進むしかなくて……みたいな日々を過ごした中で、

「いや、私頑張ってるじゃん」
「失敗から、ちゃんと学んで復活してる。それって成長じゃない?」
「今までみたいに卑屈になって閉じこもって……ってしてない。やるじゃん」

そんなふうに思ったりもして、ちょっとずつ自分に自信もついてきた。

そうしているうちに、「正しい自信や自己肯定感があるからこそ、正しく間違え、正しく反省・改善し、正しく成長できるんだ」ということを実感しています。

私にとって自己肯定感を持つこと、自信を持つことはあまり良くないことだった。
そもそも「生きててごめんなさい思考」が根付いてしまっていた中で、そんな私が自信を持つなんて時期尚早すぎると思っていた。

でも、自己肯定感ゼロで生きることって、とても辛いことだから。
本当はそんなふうに思いたくない。生きてていい自信が欲しい。
ここにいてもいいんだって、存在自体に疑いなんか持たずに楽しそうにイキイキと生きてみたい。
でも、私なんかが。

あとはもう、ネガティブサイクルです。
なんでも、「でも」「だって」「私なんかが」って、挑戦できない。できても、どこか卑屈になってうまく取り組めない。失敗したら、「ほらやっぱりね、」って何も変われないままで。


違うんだ。
自分に自信、持っていい。
失敗しても、それと自分の存在価値はイコールではない。
それがわかり始めたら、失敗が怖くなくなる。気にならなくなる。
そうしたら正々堂々とチャレンジできるし、間違えたって失敗したって、「じゃあどうすればいいんだ?」「そもそも、このやり方は自分に合ったものだろうか?」「自分の強みを正しく活かすには?」って前向きに考えられる。
”自分の強み”だって、「私なんか」思考だったら正確に捉えられないしね。

そうしてそのうち成功することもあるから、「頑張ったじゃん」って、また自分に自信がついていく。
自分の生きた軌跡に、少しずつ自信が積もっていく。


きっとそういうのが、正しくクリーンな生き方なんだろうなって、今はそう想像します。

持つべきは、変なプライドや行動の伴わない口先だけの自信ではなく、「正しい自信」。

……はぁ、私の人生、まだまだこれからだなぁー。もういい歳なのに笑っちゃう。
でも、それでもこれからも何年何十年、生きていかなくちゃいけないから。
ちょっとずつ、いっぱい失敗して、いっぱい考えて……
自分の人生、ゆっくり歩いていこうと思います。



……ずっと変われなかった私がこんな意識を持ち始めているのは、
「ちゃんと反省して、改善して、偉いです」
「誰にでもできることではありません」
って、褒めてくれた人がいたからっていうのもあると思う。
ありがたいな。
私もいつか、誰かのそういう小さな努力を、見つけて褒めてあげられる人になりたい。



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