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出生率

合計特殊出生率が過去最低だそうだ。このニュースに対して様々な意見を掲示板で読んだが、ある一般の方の意見を読んで、なるほど〜と思った。

それは、最低が東京、2位が北海道、3位が宮城ということに関して、共通しているのは、みんな他所から人が集まってくる場所(街)があること。

東京は全国から人が集まってくるが、北海道は札幌に北海道各地から人が集まってくる、宮城は仙台に東北地方から人が集まってくる。
つまり、自分の地元ではないので、子育てを手伝ってくれる親がそばにいないからではないか、というもの。

確かに、働きながら子育てしようも思ったら親の助けがないと無理だということなんだろうな、と思った。

そういう若者目線でいうと、ウチの子はどう考えているのかと思って聞いてみたところ、娘は結婚する気も、子どもを持つ気もないそうだ。

なぜなら、私を見ていて、親って大変そうと思ったから…と言われた。

でも、私は仕事は安定してるし、周りの人にも恵まれているし、今でこそ悩みはあるが、子どもたちが小さい頃はそんなにしんどいとも思っていなかった。
そんな私でも、子どもから見ると「大変そう」ならしい。

子どもたちが20代、30代になって結婚や出産するかどうかの基準って、一番身近にいる親を見て考えるというのは確かにありそうだ。

ということは、若者に結婚や子育てを選んでもらうためには、もっと上の世代が幸せじゃなきゃいけないと言えそうだ。

国から見捨てられた40代後半から50代前半の親世代を助けなければ、若者は未来に希望を持てないし、まして自分がその下の世代を育てようなんて思わないだろうね。

つまり氷河期世代を見捨てたツケだと考えれば納得の結果なのだろう。

#出生率
#氷河期世代

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