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【クソ忙しいおとな達のリアル「ONE PIECE」物語】


こんにちは、山田です。
師走のこの時期、いかがお過ごしですか?
まだまだ年末とか想像つかないですね(苦笑)。


さて、今日は少し伝えたいことがあるので、長い文章となりますがよかったら読んでみてください。
 

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僕の友人に鬼無亮仁という人がいます。
通称、あきちゃん。


彼は僕が所属しているショークワイア『AKChoir』のディレクターです。クワイアには役所を辞めてから参加したから、付き合いももう7年ぐらいになるかな。


僕の今の仕事は大小様々な企業のリーダーの皆様とリーダーシップについて対話し、色々と気づきを得てもらうことなのですが、リーダーシップの大事な要素である「ビジョナリーであること」については、彼の姿から学ぶ事も多いです。

彼の経歴は東京藝術大学の声楽科卒。将来を嘱望された音楽家でしたが、交通事故で顎と口腔内を骨折、プロ野球選手が利き腕を複雑骨折するみたいなもので本当に大変な事だったろうなと思いますが、いろんな苦難の中で声を取り戻し「Music is Life」をテーマとして音楽活動を展開しています。

人ってこうした壮絶体験をすると覚醒するといいますか、彼は完全に「未来」に生きています。

私ら凡人から見ると、生きているとしばしば出会う「未来」に生きている人って、頭のネジが5本ぐらい飛んでるんとちゃうかなと思うことも多いのですが、彼もそのひとり。

日々の言動からも「歌で世界を平和にする」ということを信じて疑わない様子がひしひしと伝わってきますし、実際に次々と「ミラクル」を実現させていきます。まさに「神様に応援されているようだ」としか表現でないような感じ(-人-)。

そんな彼の姿に心を響かせ、AK Choirには50名を超える多くのおとな達が集っているのですが、さらに、今回サポートいただくアーティストの皆様も、彼の生きる未来に共感して集まっていただいた人達。

みなさん、そこら辺に居る人(失礼)ではなく、テレビのCMに出ていたり、有名ミュージシャンのサポートメンバーだったりする本物のプロな皆様です。

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思い返すと、今年はアーティストにとって受難の年だったと思います。表現の場そのものがなくなってしまうのですから。そして「不要不急」という言葉。「俺たちの活動は不要不急なのか?」と。

「こんなときだからこそ」と彼等/彼女らの心はアツく燃えていると聞きますし、オンラインでもいろいろなプロジェクトが立ち上がっています。

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今も感染が拡大し、いろいろと予断を許さない状況ですよね。

でも、そんな状況だからこそ集まれた今回のサポートメンバーの皆様、バンマスのギタリスト後藤さんを筆頭にめっちゃ気合いが入っているとお聞きしています。そして、ダンサーの方には「あの曲」の振り付けをつけていただいたり、衣装をデザインしていただいたのも業界では名の売れた方。

プログラムの全望が明らかになってくるにつれ、こうした各界の才能があきちゃんの見る「未来」に集い、最高の「場」を創りあげようとしてくださっている姿が見えてきました。

あたかも、ルフィのもとに次々と仲間が集う『ONE PIECE』のように。ホント頼もしいし、心が熱くなります。

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そして、わたしたちAKChoir。

仕事に子育て、その他諸々、皆さんクソがつくほど忙しい中、マスク、ソーシャルディスタンスそしてこまめな換気とコロナ対策を万全にしっかりとして練習しています。

僕自身もこの時期のクリスマスコンサート、毎年結構キツいです。そして、今年も仕事も遅れがちで、多くの方にちょっとずつご迷惑をおかけしています。本当にすみません。そして、毎年、本番の前日くらいまではもう危機感と悲壮感しかありません。


でも、当日の本番前の舞台袖のわくわく感、一緒に歌う皆さんの緊張しつつも気合いの入った顔、いろいろな人の生きてきた時間と想いがその瞬間に向けて流れ込み、濃縮されて来る感じがたまりません。

ミラクルはこういう密度の濃い時間の中で起こります。

そして、オープニングからの客席を巻き込んだ爆発的な一体感。この感覚をご提供し、自分も味わうために頑張っています。そして、昨日の練習、今年もそのイメージが見えました(勝手に)。


その熱のままこの文章を書いています。

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だからね「面白そう」と思った人は、是非ライブで見に来てください。

今年はたぶん一緒に歌うことはできませんが、マスクも着用し席も前後左右一席空けてソーシャルディスタンスも確保。50人の声とバンドが一体となるショークワイアをファーストクラスで味わっていただけます。

大きな会場ですので、僕らもしっかりとソーシャルディスタンスを保ってのパフォーマンス。

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そして、そしてね。

今回はライブ配信もやります!!

「なかなか現場には行きにくいなぁ」という方、遠方の方、海外の方、子どもが小さくて「夜はちょっと…」という方、介護でなかなか家を空けられないという方、家の方が良いという方、その他、会場に来にくい方、ぜーんぶ一緒に、ひとつになりましょう(イヤフォン・ヘッドフォン推奨・アーカイブ映像はしばらく見られます)。

と、いうことでクソ忙しいおとな達のリアル「ONE PIECE」ものがたり(←勝手につけた)。

AKChoir クリスマスコンサート『Christmas Lights 2020』特設サイトはこちらから。(https://www.akchoir.com/concert.html)




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