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フランス田舎暮しの必需品・其の二

それは・・・

圧力鍋

フランスの田舎だから必要ってわけじゃないんですが
私にとっては必需品です。

特に今は収穫の秋。
菜園や庭で大量に収穫した野菜や果物を
「取りに来ない?」とお友達から連絡が来ます。
その大量に頂いた野菜や果物を保存食へと加工するのに
圧力鍋が大活躍するというわけです。

いろいろな機能の付いている圧力鍋もありますが、
私はSEBというメーカーのシンプルなものを愛用しています。

この鍋でリンゴや桃のコンポートや
梨とショウガのジャム(この組み合わせが最高)
トマトソースやカボチャのスープ
インゲンをゆでたもの
などを作り冷凍保存します。
いろいろなところから頂くので、腐らせないよう時間との勝負です。

さらに日本人ならではですが・・・
日本食材を作るのに圧力鍋は必須アイテム。
田舎でおいしい和食を食べるには自分で作るしかないのと
できるだけ、地元にあるもので和食を作りたいと思っているので
いろいろ手作りしています。

  • 味噌や豆腐(大豆を茹でるのに必須アイテム)

  • あんこ(大福やどら焼きを作って冷凍保存)

  • 焼き豚の下準備(圧力鍋で茹でてスープを取った後、オーブンで焼く)

  • 角煮

  • 玄米ご飯

など、圧力鍋があると、時間がかかりすぎて億劫なものもあっという間。
圧力鍋なしでは生きていけませーん。
田舎に限らず、圧力鍋があればフランス生活が楽しくなること間違いなし!

さて、ご近所からの頂き物ですが時期によって

  • リンゴ

  • サクランボ

  • イチジク

  • プラム

  • ブドウ

  • キウイ

  • ラズベリー

  • レタス

  • ズッキーニ

  • トマト

  • カボチャ

  • ヘーゼルナッツ

  • クルミ

などがあります。書いてみると、すごいなあ。
私の理想としては物々交換で
日本のカボチャをおすそ分けしたりしていたんですが
今年は春先忙しくて、庭に何も植えなかったので
あげる物がありません。。。お礼は来年!

さらに、リンゴの木がたくさんある家庭は
秋にスーパーの駐車場にやって来る業者にお金を払って
リンゴジュースを作ってもらいます。

家で採れたリンゴを持っていくと、
機械で絞って瓶詰めやパック詰めのリンゴジュースにしてくれる

果汁100%だから、すごくおいしい!果汁還元ジュースはもう飲めません。
フランスでは、家にお呼ばれした時に
ワインとかデザートをお土産に持っていくのですが
たまに、自分の庭のリンゴで作ったリンゴジュースを
持ってくれる人もいて皆に喜ばれます。
野菜・果物はもちろんのこと自分で狩ったジビエのパテとか
森で採ってきたキノコだとか、
おすそ分け的なお土産が続くのが田舎の秋の醍醐味です。



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