TUNIC プレイ記録 その6(最終回)
注意:”TUNIC”未プレイの方へ
前回に続いて、プレイ時のメモを基にプレイの様子を載せていきます。
既にクリア済みです。
TUNIC プレイ5日目
、、、どうも、5日目をプレイし終えたあとの私です。
プレイ4日目、明朝にまで及ぶプレイの後、興奮冷めやらぬまま眠りについたのが昨日のこと。短めの睡眠時間で起床した午前中に勢いそのままプレイを再開、メモを一切取らずに最後までプレイしてしまいました。メモを取る時間すらも惜しいというか…遊ぶ手を止めたくなかったんですよね…。
ということで今回もプレイ中のメモではなく、キャプチャしていたスクショを手掛かりに、思い出しながらプレイの様子を書きます。
ということで、昨夜に引き続き、各地のパズルを解きつづけた。「フィールドに隠されているパズルを探す」という行為自体に楽しみを感じていたので、できるだけ探索妖精を使わずに、これまでの探索で気になっていたところを思い出しながら各地を巡る。前回の記事にも書いたけれど「よく見たらこれもパズルだ!」というのもいくつかあった。「違う観点で物事を見る」というのは何事においても大事。
一番時間がかかったのは、たぶん壊れた黄金石碑のパズル。破片の一つがなかなか見つからなかった。ペイントソフトでキャプチャ画像を組み合わせて復元作業をしながら、ピースを揃えていきました。
結局、妖精は残り5体になるくらいまでは自力で見つけることができ、残りは探索妖精にも助けてもらいながら回収することができた。東の森の身振り手振りで入力方向を教えてくれるキツネ霊がかわいかった思い出。
そしてそして、どのタイミングか忘れてしまったけれど、山頂の石の扉を開く方法が書かれた取説49ページを見つけたとき。ここもこのゲームのハイライトの一つだったと思う。
それ以前から取説の「ページ」は何かの謎解きに使うことになりそう、と意識はしていたので、このp.49のビンゴカードのように並ぶ数字を見た瞬間に、何をするべきなのか理解した。
パズルの対象として、ゲーム内の風景だけでなく、取説内のグラフィックデザインも利用する、というのもなんとも洒落ているな仕込みだなーと感心した。ゲームのマップ内の意味深ポイントだけでなく、取説内にもペンの書き込み以外に不自然に思っていた個所がいくつかあったので、それらが一瞬で「黄金の道」に見えるようになるというのがとてもキモチ良い。
石の扉の解き方は理解したものの、トゥルーエンドには妖精をすべて回収する必要があると思い込んでいたため、黄金の道パズルを解くのはいったんお預けにした。どう考えてもノートにメモをする必要があったので、まとめて解きたかったので。
ということで一通り妖精さんを20匹見つけ終わってから、黄金の道の謎ときにとりかかった。
自分はSCRAPさんの「リアル脱出ゲーム」のイベントに一度だけ参加したことがあるのだけど、TUNICのラストはあの手のナゾ解きの「大トリの謎」を解いているときに近い体験だったなと思う。
これまでに集めてきたいろいろ謎の答えや、細かい気になる点がすべて最終的に大きな謎の答えに繋がっていく感じ。TUNIC好きな人で、まだリアル脱出ゲームを未経験の方は、ぜひ参加してみるのがおススメです。
妖精集めの道中で財宝もいくつか見つかったけど、最終的に自力で見つかったのは9つ。
財宝ゾーンのワープの行き先はよく分からなかったけど、クリア後にちょっと調べてみたら、更にもうちょっと遊びどころが用意されていたらしいですね。
そんなこんなでかなり端折りましたが、黄金の道のパズルも解くことができ、最後の1ページを入手することができた。実質、このゲームはここでおしまいでしたね。
クリア後の財宝探索&実績解除
ということでトゥルー?エンドも見ることができたので攻略情報の閲覧も解禁。残りの財宝探索へ。
財宝その4は「取説のページ」、「水(波)」、「60秒待つ」というのはなんとなく分かっていたけど、まさか「シーッ…」の意味がマスターBGMのボリュームを絞るという意味だとは…。それでも結局最後のコマンドはどうすればゲットできるのかはよく分かっていない。TUNIC語を解読する必要があるのかな?
財宝その5は、以前の記事も書いた通り赤ドクロは残り一つの場所が分からなかったのだけど、池の一つに沈んでいた。Aルートクリア前にかなり時間をかけて探索したけど気づかなかったなぁ。
財宝その2は、前回の記事の通り、大聖堂の地下に何かあることは分かっていたけど、どこから地下に降りられるのか、かなり時間をかけて探索したけど分かっていなかった。大聖堂の地図が横から見た地図なので、マップを絞り込めないのも要因だったのだけど…。結局は押せば開く壁があったということで、どこかにヒントがあったのかな?
ということで財宝もコンプしました。
残りの実績は「全パラメータをMAXまで上げる」とかなのかなと思っていたけど、縛りプレイ系だったので実績コンプは特にやらず。全実績36のうち、 34 (94%)個の 実績解除で、このゲームはおしまいということにした。
感想&ストーリーについて
ここからは感想した感想です。めちゃくちゃ面白かったです。良ゲー。
良かったポイントはやっぱり「謎解き」です。これについてはここまでさんざん書いてきたのでもう何も言うまい。
アクションも楽しかったけど、難易度はちょいムズくらい。フロムゲーのように「戦闘の駆け引き・スリルを楽しむ」というよりはメトロイドヴァニラな探索による楽しさだったように思います。自分は全く使わなかったけれど、銃というお助けアイテムもあったし。
ストーリーについては、いろいろ推測はできるけど最初から最後まで正直よく分からんままでした。「継承者とはどういう存在なのか」と「説明書とは何だったのか」という点がスッキリ説明できると気持ちよさそうですが…。
自分のクリア時点でのストーリー予想というか考えは、
とりあえずこのTUNIC世界では、大昔に不老不死の力を操っていて、不老不死の黒キツネ霊からエネルギーを吸ったりして活用していたが、なんかどえらいこと(?)になり、それを治めるために「継承者」という存在がうまれた(?)
継承者(母ギツネ)は1世代前のTUNICというゲームの主人公だったのかも?(取説画面の背景がドット絵になっているのは、1世代前のゲームを表している?)(説明書に書き込まれた手書きのメモは、継承者(母ギツネ)が冒険をした際に冒険の記録としてメモしていたものなのかも?)
継承者(母ギツネ)は、先代の継承者を打ち倒しAルートで旅を終えた
主人公の子ギツネがどういうわけか今のタイミングで次の継承者の候補に選ばれた
「継承のループの中で先代継承者たちが残した冒険の記録」=「ゲームを先にプレイしたプレイヤーの攻略メモ」という叡智によって、継承者の負のループから抜け出すことができた
う~ん、書いててあんまりしっくりこない。
説明書を完成させて継承者に見せることを「叡智を分け与える」とゲーム内では表現されているけど、説明書内のどの部分が叡智だったのだろう?
「説明書」というもの自体が。継承者に課せられた宿命を滅するような力を持ったアーティファクトだったのか…それとも「このTUNICの世界はゲームの中の世界だったんだ!」と気づくことがキーだったのかな?
そんな理解でチラッとだけTUNIC語を地球語に翻訳したページとかを見てみましたがよく分からんかったです。それでも個人的にはまったく問題ない。
なぜなら「謎解き」が面白かったから。
自分にとって「ストーリー」はあくまでゲームの要素の一つなので。製作者の方のゲーム文化への愛も感じる良ゲーでした。
ということでTUNICのプレイ日誌はこれにておしまいです。
お付き合いいただきありがとうございました!
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