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UXの話をする前に、UXとはなにか?というはなし

去年ぐらいから「ゲームとUX」みたいなテーマで記事を書いてみたいと思っていました。
でもその前に、そもそものUX(ユーザーエクスペリエンス)についても一度書いておいた方がいいのかなと思ったので、今回はできるだけ短く、そのあたりを書いてみます。

なお、私は専門家ではない…こともないのだけど、そんなに真面目な話を書くつもりもないし、学術的なことはそもそも書けない。なので読んでくれた人が「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれる、くらいの記事を目指します。
「分かりそう」で「分からない」でも「分かった」気になれるIT用語辞典 リスペクトしてます。)

UX(ユーザーエクスペリエンス)とは?

実は、UXについては偉い人達が集まってもなかなかスパッとした定義ができていないのが現状。便利な言葉なのでどうとでも使えてしまうことも要因なのかな。

私なりの言葉で雑に言えば…
UXとは、
"製品やサービス"を利用した人(ユーザー)頭の中にある、
"製品やサービス"についての経験(エクスペリエンス)
のこと。

Experience(経験、エクスペリエンス)って何?と思われるかもしれないけれど、簡単に言えば「利用中の感情」や「利用後の感想」のこと。

家電を使う、本を読む、カフェでお茶する、ショップで服を買う、病院で検査を受ける、ネットで動画を見る、そしてゲームをする…。
現代人は普通に暮らしているだけで、さまざまな"製品やサービス"のユーザーになっています。そしてそれらに関して、良いことだったり、悪いことだったり、日々いろいろな経験をしています。

男性がいろいろな製品やサービスを利用して、
いろいろな体験をしているイラストです

そんなことは「UX」という言葉ができる前から当然のことなんだけど、20年くらい前から「モノを作るだけでは売れない」時代になってきました。「ゴテゴテと使うか分からん機能を増やしたり、闇雲に使いやすくしようとするだけじゃなくて、もっと使う人に寄り添ったモノづくりをしましょう」という風潮、いわゆる「モノからコトヘ」的な考えが流行りだしたことにより、UXというものにも関心が集まってきた、という流れがあります。

最近では割と普及しつくして、真新しさが無くなったからか「UXはもう古い!」みたいな声もたまに聴きます。言葉の「真新しさ」だけで商売している人もいますからね。

もっと詳しく知りたければ

ウィキペディアを読んだり、ネットで記事を探して読んでみるのもいいと思うけれど、まずは自分で「最近利用して良かった製品・サービスを誰かにおススメする」という場面を想像してみると良いとおもいます。
「その製品・サービスのどこが良いと思ったのか?」
「なぜ自分はそこを良いと思ったのか?」
「自分以外にどういう人におススメできるのか?」
みたいなことを詳しく考えてみると、UXについての理解が深まります。たぶん。この辺のワークショップめいたことはまた記事にしてみようかな。

ちょっと理解が深まったら「UX白書」を読むのもおススメです。偉い人たちが集まっても厳密な定義が難しいUXの、様々な側面について知ることができます。(翻訳のクセもあってちょっと内容が難しいのは否めない)

定義がはっきりしていないこともあり、” UX”という言葉に対する世間一般の印象は、モヤモヤしていたり、ちょっと胡散臭かったり、あんまりスッキリしたものではないと思います。実際、UXという言葉のちょっと変な使い方は多いなぁと感じることは多いです。
まぁこのnoteでは「細けぇ話はいいんだよ」の精神で、薄っぺらくゲームとUXの話ができたらいいな~と思ってます。

今回は以上です。読んでくださってありがとうございました。

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