えっ?令和時代にもなって、まだ、取っ手が取れないタイプの鍋やフライパンを使ってるんですか?

令和時代に生きる皆さんのことですから、お鍋やフライパンの取っ手は当然取り外しができるタイプですよね?えっ?まだ取っ手が取り外せないタイプを使っている?それはいけない。
今回は自炊生活が快適になっちゃう取っ手が取れるタイプの鍋やフライパンについて書いていきます。

「取っ手が取れるタイプは高い」はもう過去の話

取っ手が取れるタイプの調理器具といえば「取っ手が取れる~ティファール♪」のCMでおなじみのティファールのイメージが強いかと思います。でもちょっと、単純な鍋とかフライパンと比較してみると、ちょっとお高め(もちろんその分の価値はあると思いますが…)で特に自炊初めましての人が手を出すにはちょっと躊躇すると思います。
ですが、今では「鍋 取っ手 取れる」とかで検索すると、様々なメーカーからの商品がヒットして、価格帯も(普通の鍋、フライパンと比較すると高くなる傾向はありますが)安いものもあるので、そこまで導入のハードルは高くないと思います(私もセットで数千円の物を4年間くらい使用していますが、テフロン加工が剥げ始めたくらいで特に大きな問題は起こっていません)。
導入するだけで自炊生活が快適になる魔法のアイテムですので投資としては悪くないと思いますよ。

(1)例えば収納スペース

単身者用のアパートのキッチンは狭い!とにかく狭い!ガス台回りも狭ければ、収納スペースもそこまで大きい訳ではない。なのに取っ手があるばっかりにデッドスペースを生んでしまっている。なんて奴だ!
でも取っ手が取れればあら不思議。意味の分からないデッドスペースとはもうおさらばです。とくに鍋が重ねて収納できるのがありがたいですね。取っ手があるとどうしてもきれいに重ねられませんが、取っ手がなければ、お皿のように重ねて収納することが可能です。

取っ手があるとき無い時の収納

(2)料理中でも取り回し最高

狭いキッチンスペースだとどうしても取っ手が邪魔になることがあります。例えば包丁で食材を切ってると取っ手にぶつかる。お玉取ろうとしたら取っ手にぶつかるなど、犬が歩く以上に棒(取っ手)にぶつかることになりますがこれがすごくイラっとする。しかも危ないですしね。

でも、取っ手が取れれば加熱中は取っ手を外して、コンロを移動する際などに適宜取っ手をつけるといった具合に必要なタイミングで使えるので便利です。

取っ手を使うときのイラっと

(3)調理中取っ手が熱くならない

通常、鍋の取っ手というのはコンロの熱だったりで調理中に結構熱くなります。そしてそうならないように、火の向きとか、ほかの鍋との位置関係を考えながら取っ手の位置を考えて火にかけたりするのですが、まぁ、邪魔。

でも取っ手が取れれば加熱中は取っ手を外して、コンロを移動するときなどだけ取り付ければいつでも常温の取っ手で安全に調理ができます。

取っ手は熱くなるよ

(4)そのまま食卓へ置ける

ティファールのCMだと、ホームパーティーをしている中、取っ手を外したフライパンをポンってテーブルに並べているシーンがありますが、何もホームパーティーに限らず、一人暮らしでも重宝します。

これからの時期、個人的にオススメなのは、ざる蕎麦・ざるうどんをするとき。普通だったら、ざるに上げた蕎麦の水を受けるために余計に一つお皿やボールを準備したりすると思いますが、そうするとただの水受けのためだけに洗い物が一つ増えることになります。でも、そばを茹でた鍋をそのまま水受けとして使えれば、洗い物を増やさずに安心して蕎麦うどんを茹でることができます。

蕎麦は脳内補完

もちろん、お一人様鍋をやるときやフライパングラタンをやるときにも、そのまま食卓に置けるので便利です。

(5)取っ手置き場はフックなどを活用するとgood

取っ手は何処においておけばいいだろうか?と悩み始めたら、こんな保管方法はいかがでしょうか?
取っ手は構造上、鍋を掴む為にL字やコの字型の出っ張りがあります。この出っ張りをフックに引っ掛けてしまえば邪魔にならずに、すぐ使えるところに取っ手を置いておくことができます。

取っ手を引っ掛ける

【注意】気にした方が良いかもしれない点

(1)メーカーは揃える
基本的にメーカーが異なると鍋と取っ手の互換性はありません。一見取り付けられたように見えても、ちゃんと固定されていない場合があり、他メーカーの物を流用するのは危険です。
なので、メーカーは揃えるようにしましょう(自炊初めましての人は鍋フライパンセットみたいな製品を選ぶと楽ちんです)

(2)取っ手は汚れる
可動部があるためどうしても隙間などに細かい汚れなどが残ることがあります。また(製品によりますが)取っ手部分は水洗い不可となっている製品もあります(内部構造に水が入るとよくないらしい)ので注意しましょう。
(使用後は濡れ布巾などで気になる汚れを落とした方が良いですね)

(3)取っ手を壊す/失くすと使えなくなる
当たり前ですが、取っ手が壊れた場合は使えなくなります(もちろん鍋としては使えるけど熱々の状態では運べなくなりますよね…)。ただ、私が4年間使っている数千円の鍋でも取っ手が壊れたことは無いので、気にする必要はないかもしれませんが。
(まさか、台所で取っ手を無くす人はないかと思いますが、いざというときに無くて使えないとイライラするくらいなら、取っ手の定位置は決めておいた方が良いでしょう)

(4)お子様がいるご家庭は注意
(この記事は一人暮らしの方を想定読者層としているので、あまり関係ないかもしれませんが…)
お子様と料理をする等の場合は、誤って取っ手の取り外し操作をしないように注意してください。ほとんどの製品が二重ロック(固定解除レバー操作してから取り外しボタンを押さないと取っ手が外れない)構造になっていますが、意図せず取り外し操作をしないように注意が必要です。
また、取り外しボタンは取っ手の根本付近についていることが多いのですが、子供が鍋などの重いもの持つとき、(テコの原理で軽く持てるって感覚的に知っているので)取っ手の根本付近持って、うっかり取り外しボタンを押してしまう可能性もありますので、この辺りは注意が必要ですね。

取っ手が取れる調理器具は自炊の快適性を上げる

ということで、取っ手が取れる調理器具について語っていきました。
なくちゃいけない物でもないけど、日々のちょっとしたイラっとを解消してくれること間違いなしなので「狭いスペースで日々の調理がし難い」というお悩みを持っている方は導入を検討してみては?

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