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揺るぎない自分

今日は、「揺るぎないこと」についてでも書いてみましょう。

実は1年ほど前から肌トラブルに巻き込まれており、常に乾燥、故にちょっとした刺激(服の毛玉、湿度、体温)で痒みを発症し掻けば掻くほどに皮膚は赤くなり、ますます悪化。
どこを見ても「保湿が大事」とあったので、化粧水等を使っての保湿を徹底。
それでも治ることなく、戻ると悪化を繰り返す日々でした。
ストレスも大変多かった。

でも先日ですね。
これまで基本的には入浴後すぐに保湿をしてたのですが、ある日ふと「なんかもう大丈夫だな」という静かな直感がやって来たのです。
それ以来、ケアが最小限になりました。

でもそれで調子がよくなったのです。
皮膚が荒れた状態から、とりあえずただの乾燥肌に戻った感じ。
ザラザラは残ってるけど湿疹も赤みもなくなりました。謎。

まあ、心当たりがないわけではないです。
・先日旅行で1泊した際、意外と平気だった
・水を意識して飲みだして1週間が経過した
・雨で窓を開けないため湿気を入れてない
・そもそも梅雨の時期に、保湿することの意味を考え直した

心当たりはあるけれど、どれも別に根拠のあるものではないでしょう。
それでも、そういったものが自分の中に「謎の安心感」を生み出したのかもしれません。

そう、安心感が生まれたのです。
「あ、もう大丈夫だな」という。
揺らぐことのない、安定した気持ちの芽生えでした。
まさに揺るぎない自分がいました。

今思えば化粧水を塗って肌をヒタヒタにしてたのも、全ては不安からだったのです。
こうしてないと、また同じように痒い思いをして辛いから、その不安を解消するためにヒタヒタにした。
一見、丁寧にケアしてるようでただ不安からの行動だったのでした。

今はそんな不安がないので最低限のケアですが、それでも「もう大丈夫でしょう」という気持ちがあります。
自分のその「もう大丈夫」を今は信頼してる。

思うに揺るぎない自分ってのは、自分自身を信頼してるってことなんでしょうね。
(この場合は自分の身体ですが含めて「自身」です)

これまでは、信頼できてなかったからこそ必死でコントロールしようと思ってたのですね。
そうやって考えれば、不安で信じ切れないからこそ、自分も人間関係も何でもコントロールしようとするわけなんですねぇ。

私はよく精神的な話を書きますが、それは外側だけをいくら充足させてもそれでは不十分だと思う体験をいくつもしたからです。

どんなに備えても、どんなに準備しても決して完璧にならず安定することはない。
だからこそ、内側の方も充足させることが大事なのだと。
結局、諸々の判断を下すのは自身の内側なので。

でも旅行に行かなければ、今回の体験もきっと起こることはなく。
相変わらず不安故に化粧水を塗りたくってる自分がいたことでしょう。
だからこそ、やっぱり外側で行動することは絶対に必要なのです。

内側だけの充足だけでは駄目で、外側だけの充足もそれはそれで駄目なのです。

というわけで、信頼すれば無理やりコントロールしようと思わなくなるって話でした。

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