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『人』の成長にかかわることができるのは大変だけど幸せなこと。

財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり。

人を遺すというのは本当に難しい。

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人・モノ・金・情報といわれるけど、最も重要な経営資産は『人』ですね。

経営者の悩みを分解していくとだいたい3つに分かれます。

・ひとつめは『売上』の問題。
・ふたつめは『人』の問題。
・みっつめは『資金繰り』の問題。

そのなかでも『人』の問題は、人が感情で動く生き物であるがゆえにつねに悩みのトップです。

だからこそ『人』の問題を避けるために、できるだけ雇用に頼らない・固定費をかけない経営を目指す流れもありますね。

3年くらい前かな、とある社長と話をしていて、社員の成長がとてもうれしいと。ことしはもう少しベースアップもしてあげたい、と。

社員の給料は上げるな!
賞与は固定化するから出すな!

と常にこの社長には言い続けてきました。
でも、社長は今回はどうしても上げたいと。

社員は本当によくやってくれている。
会社やお客様のことを常に考えて、みずから行動してくれている。

やはりこれに報いたい。

ということでした。

素敵な話だなぁ。
社員の成長がうれしくて仕方ない。

そんな感じでした。

先日。開業4年目のお客様と一緒にここまでの歩みを振り返って話をしていて、今年の年商が当時の4倍以上になる見込みとか。

最初ってそんなに売上少なかったっけ?なんて話をしながら、スタッフも順調に育ち、中にはその社長の後を追って会社設立する人も出てきた。

個人事業主ではじめたお客様がどんどん成長発展し、女性社長になってますます輝いていくのを間近で見ることができて、

彼女たちの成長がうれしくてたまらない。
彼女たちの輝く笑顔を見るのがうれしい。
あー、オレはなんて幸せなんだ。。。

『人』の成長にかかわることができるって、大変だけど幸せなことなんだよな。

って、改めて感じました。仕事はこうでないとね。

最後にひとつだけ。

じつは続きがちゃんとあります。

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財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり。

されど財なさずんば事業保ち難く、事業なくんば人育ち難し。

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