THINK SPACE LIFE公募関連まとめ

JAXAのデュアルユース型ビジネス創出プログラム「THINK SPACE LIFE」では2020年9月4日まで国際宇宙ステーション(ISS)に持ち込んで生活用品のアイデアを募集中です。
応募に向けて、便利なように、規約や応募条件・ヒント集などのリンク集を作成しました。
※以下はすべて「THINK SPACE LIFE」のプロジェクトページからの抜粋です。

JAXA 「THINK SPACE LIFE」のコンセプト
宇宙の視点から、未来の暮らしを革新するためにJAXAが始動する「THINK SPACE LIFE」プロジェクト。宇宙生活のQOL向上にとどまらず、新しい生活様式が求められるようになった地上の暮らしのアップデートへ。
民間による宇宙旅行サービスがスタートする今、宇宙と地上のデュアルユース型のビジネス創出を目指します。
参画機会の一つとして、宇宙飛行士の生活用品としてISSに搭載する新規生活用品のアイデアを募集します。


【宇宙生活/地上生活に共通する課題テーマ・解決策アイデア募集】
エントリーの総合ページ:  https://eiicon.net/about/think-space-life2020/  

応募締切:2020年9月4日(金)17:00
応募資格:アイデアの事業化に取り組むことのできる、
日本の法律に基づき適法かつ有効に設立され、かつ存続する法人
募集内容:宇宙及び地上での生活の課題解決や利便性を向上させることができる新規生活用品アイデア

Space Life Story Book:日本人宇宙飛行士による宇宙暮らしの課題集https://iss.jaxa.jp/med/images/71532_story.pdf

公募申し込み規約 
https://eiicon.net/about/think-space-life2020/terms.pdf

募集案内:宇宙生活/地上生活に共通する課題テーマ・解決策の募集https://iss.jaxa.jp/med/images/71532_guideline.pdf 

応募はこちらから
https://eiicon.net/forms/think-space-life2020-entry 

 
◎プロダクトを考えるにあたってのポイント・仕様上の注意など

 - JAXA が公表した宇宙生活での課題や困りごとに対して、宇宙滞在中の生活の利便性を向上させるものか。

 - 地上の課題も解決しビジネス展開が期待できるものか(新規性や社会インパクト等があるか)。

- 開発の実現性(スケジュール含む)はあるか。 

- 当該生活用品が実現した場合、ISS への搭載可能性はあるか(安全性、重量・大きさ面での制約をクリアできる可能性を含む)。  

※ISS 搭載にあたっての留意事項 ISS 用生活用品については、宇宙飛行士の安全性の観点から以下の代表的な事項を含む搭載条件が課されます。
 ・ 可燃性: 火災防止対策がとられていること、または取り扱い方法によって火災を防止できること
 ・ 毒性: 人体に影響を与えるガスが発生しないこと、有害な材料が使用されていないこと 
・ 揮発性有機化合物の使用有無: アルコール等が使用されていないこと、使用されている場合は使用量に応じ評価を行う。 
・ シャープエッジの有無: 鋭利で怪我の恐れが無いこと 
・ 電源:バッテリーを含む製品の場合は、バッテリーの部品や回路構成、内溶液の成分等について、個別に確認が必要となり、加えて実際に搭載するバッテリー完成品に対しても減圧試験等が必要になる場合があります。単三電池、単四電池は消耗品として ISS 上に搭載されています。なお、軌道上で電源については特殊なプラグを使用しており、電力上の制約もあるため、ISS 用生活用品の対象とはしません。また、搭載に向けての調整の中で、別途試験が必要になる場合がございます。

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