自然と現代アートの融合 「ハスラアートワールド」
お待たせいたしました…！
またまた日にちが開いてしまい申し訳ありません…
今回から視察3日目の様子をお届けいたします！
3日目は江陵～東海を訪れました。
前日の夜に泊った江陵市内のホテルについては
また別の記事でご紹介したいと思います！
この記事では江原道視察で私が一番印象に残っている
ハスラアートワールドについてお話します。
ハスラアートワールドは
江陵を代表する現代アート美術館で、
なんといってもその魅力は自然とアートの融合。
海に面した山の上に建っており、
ロケーションを生かした海を臨める撮影スポットも豊富です。
建物（美術館）のなかだけでなく、
敷地内いっぱいに様々な展示作品が並びます。
10時前についたので他のお客さんも少なく
壮大なアート空間を独り占めしている気分でした♪
9時にオープンなので、なるべく早い時間を狙って
行かれることをおすすめします！
料金はこんな感じ。
成人 15,000ウォン
中学生～高校生 13,000ウォン
～小学生 11,000ウォン
中の様子をご紹介する前に
実際に行ってみて戸惑ったことをお話させてください…！
ハスラアートワールドは主に現代美術館1～3館と
ピノキオマリオネット博物館、彫刻公園から構成されています。
まずは現代美術館からまわる造りになっているのですが、
これが本当に迷路のようで…
1～3館まで（たしかピノキオ博物館は4館という表記だった気がします）
入口付近に数字がふられているのですが、
一部倉庫の扉のように目立たない造りになっているものもあったり、
展示物の奥に細いルートが続いていたり…
どこに進めばいいのかわからず
ガイドさんと何度もはぐれてしまいました(笑)
時間に余裕をもって行かれる場合は、
むしろこの迷路のような造りに
童心をくすぐられるようなわくわく感を感じるかもしれませんね！
中についてはあまりお話しすぎてしまうと
実際に行かれたときの楽しみが半減してしまうので
一部だけ写真とともにご紹介したいと思います。
現代美術館1館に入るとまず海を臨めるカフェが登場します。
天井には木造彫刻や大量のワインボトルなどがつるされており、
斬新ながらも解放感のある空間です。
少し先に進んだところにもカフェがあり、
こちらは秘密基地のような雰囲気が魅力的でした。
現代アートのみならず、美術館というと
淡泊な空間に展示品が並んでいるイメージだったのですが、
ハスラアートワールドは空間自体がアート！
見渡す限りに施されたアートの連続にひたすら圧倒されました。
進んでいくと途中で洞窟の入口のような穴が出現！
秘密の脱出経路のような道が続きます。
訪れた人を楽しませるエンターテイメントな要素が
随所に見受けられました。
美術館に
「敷居が高い」「アートの知識がないと楽しめない」
という印象を持っている方も
絶対に楽しめる美術館だと断言します！
展示品だけでなく、
ポストカードや文具、小さな置物などの販売コーナーもありました。
続くピノキオマリオネット博物館では、
ピノキオをモチーフとした木造のアート作品が出迎えてくれます。
現代美術館の華やかで未来的なアートの世界から、
ちょっとほっこりするような不思議な童話の世界へと誘われました。
ピノキオ博物館を出るとスカイウォークという
鉄パイプを組んで作られたデッキが広がります。
この無機質さが海の雄大さを引き立てるとともに
海とかけ合わさることで初めて完成する
ひとつのアート作品のような空間でした。
現代美術館とピノキオ博物館を出て
最後に向かったのは彫刻公園です。
3万3千坪の広大な敷地に自然に溶け込むように
ユニークな彫刻作品たちが並びます。
彫刻公園は山の傾斜を生かした造りになっており、
このようにより高い場所から
海とアートワールド全景を臨めるスポットもありました。
今回は視察ということで、
じっくり見て回る時間はありませんでしたが、
かなりテキパキ進んでも1時間近くかかりました。
彫刻公園を隅から隅まで見て回ったらもっとかかったはず…
旅行で訪れたら優に3時間は楽しめると思います！
「こんなに素敵な空間なのに…もっとゆっくり見て回りたい…」
と後ろ髪を引かれる思いで次の目的地に出発しました(笑)
これまで
韓国旅行のスケジュールに美術館という選択肢がなかった方も
江原道、江陵に旅行に行かれた際にはぜひ訪れてみてください！
ソウルの方にもいくつか有名な美術館がありますが、
海×山×アートの融合を堪能できる数少ない美術館として
旅の充足感を一気に引き上げてくれるはずです。
次回も引き続き江陵での視察の様子をお届けします！
お楽しみに～！
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？