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暮らしに花を

待ち遠しかった桜もすっかり散り落ちて、瑞々しい葉桜になってきました。
4月の終わりになると、植物も少しずつ夏の準備を始め、季節の移ろいを感じます。

新生活を始めた人にとっては、まもなく始まるゴールデンウィークが待ち遠しいかもしれませんね。

環境の変化は心も体も順応するまでは戸惑い続きで疲れるものです。
がんばった自分を労わり、思い切りリフレッシュしましょう。
休む時はしっかり休むことで、仕事も勉強もこれから更に向上できるはず。

それは植物と同じ。
植物が寒い季節に新しい芽を出す準備をするための休眠期があるように、人にとっての休息は大切なものです。
自然の摂理ですね。

そろそろ新緑が楽しめる季節になります。
春の芽吹きとは異なった、フレッシュで爽やかな植物の姿が美しい季節です。

自然が放つ力はとても優しく、心地よいもの。
四季折々の旬の植物の生き生きとした様子から得られる不思議な力は、人に限らず、生き物すべてに共通して感じられるはずです。
花姿、成長の勢い、香り、色彩など、様々な魅力が心を惹きつけます。

忙しかったり、疲れたり、心にゆとりがないと感じるときこそ、花に触れて、その癒しの効果を実感してみてください。
毎日変化する咲き姿も楽しめば、愛着も沸いて、可愛いと思うようになります。
そんな花から元気を分けてもらいましょう。

生きている花は必ず枯れますが、その花の持つ生命力が不思議な力の源なら、なおさら生花は特別な意味があるのです。
飾ることが目的であれば、アーティフィシャルやドライフラワーでも良いですが、安らぎや癒しを求めるときは、やっぱり新鮮な生花が適しています。

少し疲れがたまりやすくなるこの時期こそ、花の魅力を感じやすいとき。
お部屋で過ごすお休みには、花を飾ってみてください。
花のある暮らしで、空間に彩りが生まれ、心を潤し、気持ちが豊かになるのを感じられることでしょう。

いつでもどんなときでも、人の心に寄り添い、明るく導いてくれる花は、決して特別な日だけのものではありません。
日常の生活に気軽に取り入れて、その優しさをいつも感じてみてください。


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