AOE2 ウィンドウモードのすゝめ

 スクロール改善のためにウィンドウモードを採用した。画面を小さくしてスクロールしやすくしようという目的である。今回はウィンドウモードに至った背景、ウィンドウモードの注意点などを記す。


スクロールのしにくさ

 ゲーム後半になるほどホットキーでの操作だけでは追いつかなくなるため、ミニマップや画面スクロールを多用することになる。しかしスクロールにはカーソルを画面端にもっていく必要があるため、カーソル速度が遅いとスクロールしにくい。そこに以下のジレンマが発生する。


・カーソル速度が速いと、ミスクリックしてしまう。
・カーソル速度が遅いと、操作が遅く、スクロールしにくい。

・スクロール速度が速いと、スクロール中の画面が見づらく、マップの把握が難しい。
・スクロール速度が遅いと、操作が遅くなる。
・そもそも、スクロール速度が速くても、スクロール始まるまでの時間が早くなるわけではない。

・画面が大きいと、画面端にカーソルをもっていくまでに時間がかかる。
・画面が小さいと、見づらい。


 フルHDの1920×1080の画面であれば、スクロール少なめで操作することが出来る。しかし現在使っているモニタではその解像度は使えない。またプロプレイヤーでも操作重視で画面を拡大している人も多い。例えばViperはフルHDの拡大率59%でスクロール速度69%であるらしい。

 ただ今回の課題は「スクロールを手早く行えるようにすること」である。そのためスクロール開始までの時間を縮めたい。またスクロール速度70%は私には速い。


ウィンドウモードでの設定

 そこで次のようなセッティングにした。

・ウィンドウモードで1340×840ぐらいの解像度(14型ぐらい)
・画面拡大率100%
・スクロール速度55%
・カーソル速度16/20

 必要な程度の解像度で、程よいカーソル・スクロール速度で、すぐスクロールしやすいセッティングである。ウィンドウモードはゲーム内オプションで設定できる。ちょっと縦を長くして若干正方形に近づけ、より見やすくよりスクロールしやすくしている。ついでにAnne_HKのMOD、Better Resource Panelも採用して資源を見やすくした。


ウィンドウモードの注意点

 ウィンドウモードを使う際は、「マウスをウィンドウ内に固定」をオンにすることをおすすめする。カーソルが画面外に出るのを防いでくれる。
 但しこの設定をオンにしていても、画面端でクリックやドラッグをするとウィンドウサイズを変えたりしてしまう。誤クリックしないように気をつければ問題はない。しばらくすれば慣れるだろう。


余談:他のスクロール方法は?

 他のスクロール方法として、「ホットキー」「右クリックでスクロール」があるがこれは使わないことにした。理由は以下の通り。

・ホットキーではいい位置にスクロールしづらい。
・右クリック等ではスクロール後いちいち左クリックを押さないといけない。カーソルの位置もずれる。
・レガシーアクション(HD版の右クリックスクロール)ではその必要はないが、右クリック使うとなると集合地点などで操作ミスが発生しそう。


余談:操作ミス防止のポイント

 これはウィンドウモードとはあまり関係ないが、途中で気づいたこと。私は生産予約する時、同時に集合地点を設定する癖があったようだ。ホットキーを押しながら右クリックも押していた。集合地点は頻繁に変える必要はないため、生産予約だけ合間にやることを心がけることにする。しばらくすれば慣れると思う。

 それと小屋が別々の位置にあるとホットキーでの生産「小屋全選択→ユニット生産」が出来ないから、そのときは「小屋ダブルクリック→ホットキーでユニット生産」が良さそう。これなら地域別でユニット生産ができる。


感想

 なかなかやりやすい。普段中央ぐらいしか見てないし、資源やミニマップも見やすい。マイクロ操作もスクロール操作もしやすく、テンポよくプレイできる。PCへの負担も削減できてなかなか良い。

 おそらく私にはこれがベストなセッティングだろう。うまく操作できないなと思っている人は、ウィンドウモードを試してみるのもいいかもしれない。