AOE2 民兵即城主の研究2(補足)

 前回の民兵即城主記事の補足的なやつ。前回のはこちら。伐採前民即については「6人目立木、7人目羊」「3人羊、7人イノ」と調整を入れているのでご確認ください。

 今回は何回か実際にやってみての感想など。


伐採前民即について

索敵の難易度が高い

 この戦術では、他の戦術より索敵の難易度が高い。民兵と農民の生産を両立させるために屈伸作業を頻繁にやる傍らに索敵しないといけないからだ。もし索敵中に斥候を失えば、民兵荒らしでの視界が心もとなくなる。

 そこでこの戦術で索敵をうまく行うためのポイントを紹介。

・より繊細な索敵を
 他の戦術だとよく斥候に注意することが出来るが、この戦術は斥候を見る暇は比較的少ない。しかも農民12人目生産ぐらいの時点での索敵なため、相手の相手の建物も少ない。そのため、苺や7金よりも平地かどうかで判断する方が上手くいく。平地を見つけて「ここが敵陣ぽいな」ってところをぐるっと回るのだ。下記サイトの解説が分かりやすいため、参照願う。


・より楽な屈伸を
 この戦術は屈伸が多い。そこでなるべく屈伸回数を減らしたい。
 ポイントは

 ・農民や民兵の生産75%ぐらいで屈伸(なるべく遅くする)
 ・イノ7人だけ屈伸する
 ・
そのため、羊農民をイノ農民から放しておく
 ・次の羊を近くに置いておく

 2番目が重要で、羊を3人ずっと取らせておくとなぜかいい具合に生産が回りやすくなる。この間に大体羊2~3匹消費するが、生産しやすいのでヨシ。


やることまとめ

 この戦術でやることを軽く(?)まとめる。

・5人羊、1人立木、1人羊、1人立木、イノ
・イノと同時に戦士小屋、家
・イノ7人、羊3人
・軽く探索
・民兵3体生産(グローバルキュー見つつ屈伸)
・家、木8人(肉から6人)
・民兵出陣(待機モード、スタガード)
・粉ひき6人)
・家2つ→伐採
・囲い
・畑2枚→金→畑8枚(余りは木)
領主へ


 こっちにコツを書いた。


民即全般

囲いあり30人か、囲いなし28人か。

 前回囲いをするなら農民2人増やすと書いた。これはDragonstarなどのトッププレイヤーも言及、実戦している。

 特に石弓は矢羽根なども入れないと領主弓とスペックが変わらないため、最低限テクも入れられて生産も続く内政が必要となる。

 だが今回話したいのはそこではない。最近のアラビア、囲えなくね?

 領主戦しながら囲うなら、まだ時間も資源も余裕があるから大丈夫。最近のViperは囲わない事が多いようにも見えるが、この辺り囲うか否かは議論の余地があるか。
 民即での囲いは資源が少ないし、囲いを決める時間も短い。さらには資源配置がいびつ。森やら金やらが変なとこにあったり、広い空間が発生する場合が多くて長い柵を敷かざるを得なかったりする。

 そもそも、全囲いしても相手がばりばり領主兵貯めたり全囲い城主したりで城主初弾が返り討ちに遭うケースもある。時間もコストもかかる全囲いよりも、部分囲いで省エネしつつ早く進化する方が良さそうに思える。進化中に来るのせいぜい領主初弾だし。


囲いなし28人進化での防衛

 では部分囲いでどう守るか。こんな感じかな?

・斥候、民兵:部分囲い、槍
・弓    :塔(金場、伐採に)、散兵
・軍兵やTR :民兵弓(領主戦)に切り替え。塔建て返し。

 民即騎士とかだとすぐに散兵が出せないから、塔で守る。市場調整も出来ないから、金や木を守るように建てる。最終手段で、鉄工所の代わりに市場を建てて資源調整。

 チーム戦だと弓斥候両方来るから、味方斥候で注意引き付けてもらったり、もっと囲ったりしましょ。


伐採前と粉ひき前、どっちがええん?

 粉ひき前民兵と通常民兵は、早く着弾できる粉ひき前の方が良い。じゃあ伐採前民兵の方は粉ひき前と比べてメリットがあるのか。

 伐採前は農民17人目の着弾、粉ひき前は農民22人目の着弾である。5人分125秒余計に動き回れる。17人目だから機織りも入っていないだろうし、相手が民兵軍兵なら、戦士小屋の建造や金10手掘りも妨害出来る。
 ただその分屈伸が忙しい。慣れれば問題ないけど、ある意味ハイリスクハイリターン。屈伸と索敵が終わった後は民兵操作が待ってるのも比較的リスク高い。でもやる価値はありそう。

 伐採前民兵で勝負に出るか、粉ひき前民兵で確実に行くか、それはあなた次第。