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双子の授乳Vol.1<ミルクの量は?>(双子子育てストーリーNo.11)

初めての育児、しかも双子でわからないことだらけで毎回手探りでした。ちょっとでも手が空くと検索魔と化し、当時の検索履歴は「ミルク 新生児 量」「双子 同時授乳」「双子 授乳方法」など授乳に関することばかり。

「あと20mlつくって!」「哺乳瓶に20mlの目盛りなんかないよー」
「足りないから泣くんじゃないか!」「さっき飲み過ぎて吐いたじゃん!」
と家族とミルクでもめるくらい。うまく授乳できていないような気がして夜一人でメソメソと泣いた日もありました。

産後の痛んだココロとカラダに追い打ちをかけるかのように数時間ごとに訪れるミルクタイム。今回は赤ちゃんのミルクの量について共有します。

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赤ちゃんはどれくらいの量のミルクを飲むのか?我が子は十分飲めているのか?成長しているのか?を気になるお母さんも多いでしょう。

生後3か月くらいまでのミルク目安は、
・体重(kg)× 100ml ~ 200ml
・1回あたり80~100mlくらい
・体重は1日20~40gくらい増える

数週間単位で体重が伸びていれば飲む量が少なくてもよく、逆にたくさん飲みたそうならばどんどん飲ませてよい、飲み過ぎれば吐くので

というのがかかりつけ医師や保健師さんのアドバイスでした。

いやー、吐くのも来るそうだしこちらも洗濯が大変なのでできれば吐かせたくないんだけど…

というこちらの思惑もむなしく、必要量は赤ちゃんのみぞ知るということだそうです。生後2~3か月くらい授乳に振り回されますが致し方なしなのかもしれません。

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ちなみに我が子は、かなり飲みっぷりがよくて、生後3か月(修正1.5ヶ月)の時1日700~800ml飲むときもあり、飲み過ぎて吐き戻しもたくさんあり、体重は1日40g以上増え、お腹が空いたといつも泣いていました。大人も「えっ、まだ飲むの?本当に大丈夫?」というくらいでした。おかげで成長曲線上の体重と身長の追い上げは、低体重出生児で生まれたことを忘れるくらいでした。

一番困ったのは、母乳だとどれくらいの量飲んだのかわからなくなること。母乳でまかないきれずいつもミルクを足していたのですが、どれくらいの量作ればよいのかわからない。

作りすぎて泣く泣く廃棄したり、明らかに作りすぎの家族に対して怒ったり、逆に足りなくて1日中ミルク作り続けて心身ボロボロの日もあったり。私、夫、私の両親の大人4名、退院後2ヶ月くらい授乳に翻弄されて疲れ切りました。

たかが授乳、されど授乳。あなどれません。

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せめてどれくらい飲んだかわかればストレスが減ると思い、生後3か月からはミルクメイン、母乳は泣きじゃくるのを落ち着かせたいときや私に少し余裕があるときにおしゃぶり程度に吸わせることにしました。

そして我が家は双子用育児日記をプリントアウトして使っています。育児日記はアプリ・紙がありますが、パッと見てわかる、私の両親も使う、という点から、みんなが使いやすいであろう紙を選択しました。1人ずつ、ミルクの量、おしっこ・うんち、寝る時間を記録できて便利です。

飲んだ母乳の量がわからなくなって足りているかわからない!という悩みもあったのでベビースケールを導入しました。小さい赤ちゃんや成長の気になる方は、5gや1g単位まで測れるものがよいですね。

スケールを買ったことで、成長が可視化されて、私たちもお世話の甲斐を見出させ少し心が軽くなったのをおぼえています。


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