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双子出産後のパートナーシップ(双子子育てストーリーNo.39)

双子の子育て方法や家事をどうラクにするか、という情報はたくさんありすが、意外とないのが

パートナーシップについて

産前よりも関係が悪くなった
些細な行動が気になりイライラする
家事も子育てもやってくれているが自分の負担が多く不公平感がある

このように、出産前よりも関係が悪くなった、という話をよく聞きます
あまり変わらない人はあえて口に出していないという理由もあるかもしれませんね。

今日は、双子の赤ちゃんを育てながらも良いパートナーシップを維持するためのポイントについて私の日々の試行錯誤を踏まえ考えてみたいと思います。

なお、いろいろな家族形態があるので必ずしもパートナーが夫というわけではありませんが、文章をわかりやすくするために「パートナー=夫」という前提で書いていきます。一緒に育児をする人、生活を営む人、に置き換えて読んでもらえればと思います。

1.夫との良い関係を維持するポイント

夫がだらしなくて、自分勝手で…というパターンは私がアドバイスできることはないので、育児・家事・毎日の生活に絞ってお伝えします

(1)依頼事項は、余裕をもって細かく、丁寧に伝える
家事、育児の分担が原因で不満を抱く人が結構多いですが原因は女性側にある場合も多いのでしょうか。

自分と同じようにできるはず
わかってくれているはず
こんなことは当たり前なはず

はず」という期待や勝手な思い込みがありませんか?

男性は
何をどうやったらよいか母親以上にわかっていない
むしろ何もわかっていない


という前提でお願いをしましょう

「いつ、何を、どのように、どの程度まで」をできる限り丁寧に
さらに、「なぜそれをやってほしいのか」

も伝えると納得感が増すでしょう

忙しかったり余裕がないと伝え方が雑になってしまいますが
ここで手を抜くと、思いもよらない結果になってしまいかえってイライラが増すという悪循環になってしまいます。

ちなみに、男性が無能と言っているわけではありません。仕事や家庭での経験から、男性は女性以上に阿吽の呼吸が難しい傾向があると感じることが多く、私なりの処世術です。

(2)やってもらったことにはまず感謝、そして要望を伝える
家事でも育児でも何かお願いしたことをやってもらったら

まずは感謝、感謝、感謝!!

さらに、お願いしていないのにやらないと思っていたことをやってくれたら

感謝、感謝、感謝、感謝、感謝、感謝、感謝、感謝、感謝!!!!!!

です

もし期待通りでなかったり、期待するレベルでなかったとしても、です

そのうえで、次回はこうしてもらえるともっとよいな、と伝えるとすんなり受け止めてもらえることが多いです

私の場合、こうしてほしい伝えることもありますが
夫の方が丁寧かつ緻密なので、これ以上お願いすることはないことがほとんどです。むしろ夫の方が私のやったことにコメントしたいかもしれません。

(3)感情爆発を予告しておく
産後1年くらいはホルモンの影響、24時間ノンストップの育児のためママの感情は乱高下を繰り返します。

どんなに産前冷静かつ心が穏やかな人であっても、赤ちゃんとのなれない生活で程度の差こそあれ、感情が波打つのではないでしょうか。

私の場合、覚えているだけでもこんな出来事がありました

・体が思い通り動かず家事も育児もできない自分に嫌気がさしてメソメソ
・離乳食2回食があまりにもつらくて大泣き
・外出先で離乳食の時間になってものんびりしている夫にイライラ
・夜中エアコンつけっぱなしで寝る夫に朝4時30分から激怒
・終日育児をしている私に対し、仕事や食事などマイペースで取り組む夫にイライラ

1つ1つの出来事を思い出して深堀するだけでも面白いですが今日はやめておきます

大切なのは、こうした感情の揺れ動きがあり、時折、もしくはしばしば爆発することがあることを事前に夫に伝えることです

男性からすると、突然泣かれたり怒られたりすると「なぜ?」と困惑してしまうそうです。さらに泣いている理由の説明がないと、「困ったけど、自分はどうしようもないな」となるし、怒りをぶつけられたら夫もイラっとするのは当然です。つまり何の解決にもならないし、誰もハッピーにならないのです。

感情が爆発しないことが理想ですが、時折そんなこともあるよ、
そういうときは話きいてね

と伝えておきましょう

2.そもそも「良いパートナーシップ」とは?

ここまで書いていて、そもそも「よいパートナーシップ」とは何なのか?
という疑問がわきました

パートナーとどんな関係を築きたいのか?
パートナーがいることでどんな暮らしを実現したいのか?

実は、自分の中で求めることをしっかりわかっていないと

いつまでたっても、こんなはずじゃとか、夫があてにならない
とか、そんな不満を言い続けることになる気がします

例えば、パートナーといることで
・自分らしく、ゆったりと過ごしたい
・お互いを高めあえること
・経済的に安定したい
・楽しい時間を過ごしたい

パートナーとの間で
・こんな時間の過ごし方をしたい
・こんな場所でこんなことをして過ごしたい
・家事や育児の分担はこんな感じでいきたい
・セックスはどうしたい

などなど

自分にとっても理想は何か?という大きい絵が少しでも描けていると
そのために今目の前の育児や家事でパートナーで伝えることや伝え方が変わってくるのかもしれません


今日はなんだか深い話になってしまいました。
私ももちろん常に模索、試行錯誤の毎日です。

ここまで書いて、我が家のパートナーシップはどうなのか?どうありたいのか?の考察も書いてみようかと思いましたし、夫タイプ別コミュニケーション法がとても役に立ったので、「パートナーシップ」というテーマでまた記事を書いてみたいとおもいます。


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