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エイプリル・フールに乳がん告知を受けた話③

帯状疱疹 GW直前の手術日に向け、準備を進める一方で とにかく仕事が異常な忙しさの渦中にあった。(担当の一つのクライアントが4月決算のため、3月とは比較できないほどの業務量)、3月に転職したばかりで、よくわからないことも多いというのに、連日休憩する時間もなく、食事する時間もとれない日もあり、ただひとり夜遅くまで残業するという謎の事態が起きた。 職場の一部の人にしか病気のことは伝えてなかったものの、 「身体を最優先に考えてください」という言葉とは裏腹に、実際には部の中でいちば

    • エイプリル・フールに乳がん告知を受けた話②

      生検結果 1週間前に生検を受けた右胸には、ガーゼが貼られていて、先生に取ってもらったら部分的に黄緑色になっていた。痛みはない。 差し出された「病理組織検査報告書」には、英語で「Invasive carcinoma」と記載があり、先生が赤字で「浸潤癌」と書き入れる。 当然だけれど、やっぱり結果は変わらないんだな……と、視界がぼやけてきた。 乳管の中にあったがんが外に飛び出したものが「浸潤癌」。それが、今、身体の中にある。 「悪性」と記載されている所見を言葉なく見つめて

      • エイプリル・フールに乳がん告知を受けた話①

        定期検診 7年ほど前から、人間ドックのマンモグラフィーの検査で「要精密検査」となりはじめた。 1年目は恐怖に飲まれそうになり、神社に何度もお参りした上で検査を受け「石灰化しているが問題ない」という結果に心底安堵。 2年目からは、人間ドックで受けたマンモグラフィーのデータを乳がん専門のクリニックに持っていき、エコーと触診でダブルチェックを受けるのがルーティーンとなった。 そのクリニックでは、半年に1回、エコーと触診による定期検診があり「だいぶ(石灰化が)賑やかだけど大丈夫」

      エイプリル・フールに乳がん告知を受けた話③