見出し画像

【朝の音楽記事vol.4】可愛くてごめん/ HoneyWorks,ちゅーたん(CV:早見沙織) 〜ぶりっ子ソングではないのである〜

皆さま、おはようございます♪
朝の音楽記事vol.4です。
ゴールデンウィークも残すところ1日となりました。
もう少し記事が書けると思っていたのですが、もうこんなに時間が過ぎてしまっていました、、、(汗)

本日ご紹介する曲は、私が個人的に普段聴くジャンルとは異なりそうなのですがなぜか虜になってしまっている曲です。
ぜひ聴いてみてください!

※この記事で述べていることはあくまでも筆者の「考え」ですのでご了承ください

可愛くてごめんについて

曲タイトル:可愛くてごめん
アーティスト:HoneyWorks,ちゅーたん(CV:早見沙織)
作詞:shito
作曲:shito
発売日:2022年11月21日(配信限定シングルとしてリリース)
タイアップ:HoneyWorksによる楽曲シリーズ・プロジェクト『告白実行委員会〜恋愛シリーズ〜およびTVアニメ『ヒロインたるもの!〜嫌われヒロインと内緒のお仕事〜』の登場キャラクター・中村千鶴(ちゅーたん・CV:早見沙織)のキャラクターソング

最初聴いた時、、、

確か、、、この曲を初めて聴いたのはテレビだったと思うのですが何かの後ろの曲としてかかっていました。
その時からやはり「Chu!可愛くてごめん」という歌詞ははっきりと聞き取れて、衝撃を受けました。

なんだこの歌詞は!?と。
(あ、もちろんいい意味でです!)

「可愛い」ということについて謝罪している?
どういうことだ?と。

次にYouTubeのMVのサムネを見ました。
するとツインテール(?)の可愛らしい女の子が。
これはアイドルの可愛い女の子の歌なのかな〜と思いました。

しかし、聴いていくとどうやらそうではない様子。
メロディ、歌詞、使っている楽器などが聴いている方にインパクトを残しまくるこの曲について書いていきたいと思います。

私は正直、この曲の虜です(笑)

イントロはサビのメロディを採用している

この曲のイントロのメロディはサビのメロディと同じものになっています。
これは私の感覚ではあるのですが、、、

イントロでサビのメロディを採用するっていうのはかなりそのメロディが“いいもの“である必要があると思うんです。

イントロはその曲で一番最初に聴かれる部分です。
いわばその曲のイメージを決めてしまうものでもありますので、かなり大切な部分なのではないかと思います。

可愛くてごめんのイントロはいきなりサビのメロディが流れて、最初からパーンとインパクトがあります。

イントロ=サビな名曲たち

ここでメロディがイントロ=サビの曲はどんな曲があるか思い当たるところを挙げてみたいと思います。

①OCEAN  ー B'z

はい、いい曲ですね(笑)
サビのメロディは誰もが認めるいいメロディなのではないでしょうか。
ピアノとストリングスが合わさって壮大で上質な雰囲気のイントロですよね。
サビの盛り上がりも文句なしの圧巻って感じの曲です。
この曲を初めて聴いたのは確かまだ小学生だった頃だと思いますが、
「なんて綺麗なメロディなんだ」と思ったのを覚えています。
やはり綺麗なメロディはイントロでも素敵に聴こえるんですよね。

②空よお願い ー 絢香

綺麗なピアノでサビのフレーズを2回繰り返してからすぐに絢香さんのしっとりとした歌声でサビのメロディが始まります。

③愛をからだに吹き込んで ー Superfly

そしてすごく短くて、尚且つサビのど頭のメロディではないですがこちらの曲も!
サビで使用されているメロディがギターで力強く流れてすぐにAメロに入ります。

最近の曲はイントロがない!?

イントロとサビの関係について調べていたときにたまたま見つけた記事がありまして、、、、
KKBOXから出ている記事です。
「令和のヒット曲=イントロなし?」というものです。

あ〜確かになと。
いきなりサビのメロディから入ったり、イントロがあったとしてもめちゃくちゃ短かったりするのが多いですよね。

この「可愛くてごめん」もイントロはありますが、短い方ではあると思います。

いきなり曲に入る作品も素敵だとは思うのですが、私はその曲を好きになる要因として、イントロ部分が好きだということも多いので、正直このイントロがなくなってしまうという風潮は寂しいなと思っています。

イントロがなくて、いきなり歌から入るというのはあくまでも“手段“であって欲しいというか、、、
その作品の“要素の一つ“であって欲しいなと思います。

記事はこちら↓↓

グロッケン的な楽器の役割

続いてはメロディについてですが、こちらはとてもわかりやすい。
キャッチーだし、メロディはわかりやすくてすぐに覚えられて、耳に残りました。

イントロの音は「グロッケン」と思われる楽器がメロディを奏でています。

このグロッケン的な楽器の役割は「二次元を表現する」ことだと思いました。

メロディは先ほども言った通りとてもキャッチーで覚えやすい。
そして1度聴いたら忘れない、わかりやすいメロディーです。

だけど、これはあくまでもアニメの中、つまり二次元の中での曲なんだということをわかりやすく表しているなと感じました。

これがもし他の楽器、例えばストリングスやギターだったりしたら“J-pop感“が増したように思います。
この音にすることによって、「現実との差別化」が1発で表現できているのだと思います。

ワイヤレスイヤホンで気づいた!ギター部分の魅力

そしてこの曲はギターのメロディも魅力的です。

このギターの魅力はイヤホンでじっくり聴くとわかりやすいと思います。

私もワイヤレスイヤホンで聴いている時に気づいた、片方から聴こえるギターラインの存在。
Aメロ、Bメロ、Cメロとそれぞれ違うメロディのギターラインなのですが、すごくこだわっている感じがしました。

私はこの曲のギターのメロディがとても好きなんです。
その時に鳴っている歌のメロディを邪魔せず後ろから支えるような感じです。

ぜひこのギターラインにも注目しながら聴いてみてください!

単なるぶりっ子ソングではないのである

そう、、、この曲MVのサムネに騙されるなかれ。
ただのぶりっこな女の子の曲ではないのです!

なんだか、「見た目に騙されるな!」、、、と言われている感覚でしたね。

まあ、歌詞をきちんと読んでいけばそうではないことは容易に想像がつくのですが、MVの内容がとてもこの曲をわかりやすく説明してくれる感じなのでぜひみて観てほしいです。

アニメーションもとても可愛いです♪
MVの中で描かれている主人公の女の子は、初めは大きなメガネの少し地味め(?)な女の子だったのですが、可愛くなるためにあらゆる努力をして、自分のお気に入りの服やお化粧を存分に楽しんでいる様子が描かれています。

MVの中では、主人公の女の子は“推し活“を思いっきり楽しんでいる様子も描かれていてすごく今っぽくていいんですよね。
私も現在“推し活“を楽しんでいるので、微笑ましく観ていました♪

自分の人生の中で、どんどん楽しいものを見つけていくことは大切だなと思いました!

Adoさんもカバーしている!!

この曲は色々なバージョン違いやカバーもされています。
その中でもAdoさんもカバーしているらしく、早速聴いてみました。

正直この曲のボーカルの声とAdoさんの声って正反対というか、真逆だなって勝手に思っていたんです。
しかし、聴いてみると、、、これがすごいマッチしていました!!
いや、Adoさんの歌唱力によってきっちりマッチしたという方が正しいでしょうか。
改めてAdoさんの歌のうまさに感動しました。

そのままのキーで歌えてるのもすごい、、、!!
個人的には高い部分をAdoさん特有の高音ボイスで歌っているところがお気に入りです♪

この「可愛くてごめん」という曲、は可愛いらしい感じの声で歌っているので、歌いたいなと思っていても少し歌いづらいと感じる人もいるかもしれません。
しかし、Adoさんのバージョンでは、原曲キーで歌われていること、そしてAdoさんのかっこよさも残しつつ、原曲の可愛らしさもあるのでこちらを聴いて練習するのもアリだと思います。

Adoさんの「可愛くてごめん」はこちら↓↓


現代ではいろいろな便利なツールがある反面それらによって他の人の様子がよく伝わってくるようになり、ついつい自分と他の人のことを比べてしまいがちです。

ですが、この曲の主人公のように自分を磨くために一生懸命になること、自分が楽しいと思うことを突き詰めることに少し必死になることで他人を見てしまう時間も減っていくのではないでしょうか。

この時代に生きる私たちにとってピッタリな名曲だと思うのでこれからも“推して“いきたいと思います!
皆さまもぜひ聴いてみてくださいね。

今日も皆さまにとって素敵な1日になりますように。
素敵な音楽とともに♪


この記事が参加している募集

#私のプレイリスト

10,689件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?