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環境活動家が「胡散臭い」と感じる理由を説明する

環境保護を叫ぶ団体や個人が出てくるとなんとなく"胡散臭い"感じを覚える人は多いと思う。

有名なのはグレタ氏とか。

最近日本国内で話題にあがるのは川崎レナ氏とか。川崎レナ氏は「国際子ども平和賞」を受賞して名を上げた人物であるが、環境問題にも取り組んでいるし似たようなものだ。

というか、環境も平和もほぼ同じ理由で胡散臭さを説明できるので、ここでは同じジャンルの人間としてカテゴライズする。

環境活動家に対してなんとなく胡散臭さは感じるが、同時に何がどう胡散臭いのかを説明しづらいとも感じているだろう。

もちろん、それぞれの活動を細かく評価していけば、ツッコミどころはたくさん出てくるだろうが、みんな忙しいのでいちいち彼らの活動に関して調査なんてしている暇はない。

そんなみんなのために、彼らの根っこの思想部分における胡散臭さを簡単に説明しよう。

先に結論をいうと「リスクも責任も発生しない活動に従事して、自分達が確実に得するポジションをとるから胡散臭い」だ。

順を追って説明する。ちなにみ環境も平和も同じ。

まず、「環境をよくしたい」という理念を掲げる。

この時点で、まず世の中の誰にも否定されない

なぜなら、地球に住んでいる人間は全員「環境がよくなったほうが良い」と思っているからだ。100歩譲って「環境に興味がない」人間はいたとして、「環境が悪くなったほうがいい」と思っている人はほぼ存在しない。

「誰も否定しようがない当たり前のことを言う」

これが胡散臭い活動家の一手目だ。

次に、活動の対象を人外にする。つまり、地球とか平和とかめちゃくちゃ抽象的な概念みたいなものをターゲットにする。

なぜ地球を対象にする手口が有効かというと、地球は文句を言わないからだ。

例えば、環境保護ではなく「サラリーマン保護」という人を対象とした活動をするとしよう。

サラリーマン保護を掲げて、働き方や給与の改善などに取り組む。その過程で、多くのサラリーマンから支援をもらう。

結果、サラリーマンの待遇が全く改善されなかったらどうだろうか。

当然、支援したサラリーマン達から反感を買う。つまり、人を対象とした活動は通常責任が発生する

それが対象が地球だとどうだろうか。活動家の行動において環境がちっとも良くならなかったとして、地球は文句を言ってこない。つまり、活動するにあたって結果を出す責任がないわけだ。

ここまでを2行にまとめるとこうだ。

  1. 誰にも批判されない→リスクゼロ

  2. 結果を出さなくても問題ない→責任ゼロ

これに「活動家が利益を得る」という要素が加わると胡散臭さが完成する。

利益というのは、金・承認欲求・知名度・評判・フォロワーなどなんでもいいが、とりあえず彼らが得ている利だ。全く利益がないのであれば、活動家も活動はしない。

1つ目の利は活動がうまく行ったら評価されること。

  • 環境が良くなったら私達が活動したおかげ

  • 環境が良くならなかったら人類みんなのせい、もっと頑張ろう

こう言えるでしょ?

上手く行ったときだけ評価を得られるエコシステムである。

もう1つ不思議なのは、リスクも責任もゼロの状態で、どこから「利益が湧いてくるのか」だ。コストゼロから有を生み出すのは等価交換の法則に反する。

答えは「活動家以外の人間のポジションを下げることによって、そのギャップから利が生まれる」だと思う。

文章だと上手く伝える自信がないのでめんどくさいが図解する。

本来、「環境は良いほうが良いよね」という気持ちはみんな平等である。全員立ち位置は同じだ。

そこに、わざわざ「環境保護」を掲げる活動家が現れ、「活動に賛同しない人は環境を悪くしようとしている」とレッテルを貼り、本来の位置から下げる

あいつら活動にツッコミが入ると「環境が悪くなってもいいのか?」「戦争をしたいのか?」と反論してくるだろ?アレだ。

みんな「環境は良くなってほしい」し「平和な方がいい」のは当たり前だ。その上で、コスト問題とか効果測定とかで活動に突っ込みを入れているだけ。

なのに、「環境を壊そうとしている人間」「戦争をしたがっている人間」のようにレッテルを貼り他者を下げる。

この下がった分の"差分"から生まれるエネルギーが、彼らの利になっていると考えている。つまりドレインだ。

ドレイン技とは、相手から色々なものを吸収する技の総称。
主に吸血鬼、コウモリ系のキャラクターが得意とする技。
相手からHPやMPを奪い取る。

ドレイン技 - アニヲタWiki(仮)

まとめ直す。

  1. 誰にも否定・批判されない活動→リスクゼロ

  2. 結果が出なかったらみんなのせい→責任ゼロ

  3. 結果が出たら私達の実績→活動家の利益

  4. 不必要に他者を下げる→みんなが損

  5. 他者が下がったぶん活動家が上がる→ドレイン

結果、最初から

「自分たちはリスクを追わずに活動するけど、必要あれば他者を下げて自分たちのポジションを作り出して、うまく行かなくてもみんなの責任だけど、たまたま上手く行った時は自分達の実績にするね」

という思想の人間しか環境活動家にはならないのである。これが真理であり胡散臭さの正体だと思っている。

まともな人間は「あなたの売上に貢献します」「あなたの悩みを解決します」と人に対してコミットするもの。

適当にお酒飲みながら書きなぐった文章なので、もうちょい上手い言い回しとかスッキリした言い方を思いつく人いたら教えてください。

ということで、アイスコーヒーはプラスチックストローで飲むのが美味いという話でした。

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