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「創造力が無い」と思ってたけど少し違ったかもしれん

僕は昔から自身のことを「創造力が無い」と評価してきました。

初めてそれを自覚したのが、たしか中学の美術の授業。

比較的手先は器用な方なので、美術の道具の使い方とか線の引き方とかを習えば、すぐにそこそこ扱えてしまうタイプ。「こんなにムラなくキレイに塗れて凄いね」なんて先生に褒められる感じ。

習字とか硬筆とかも、授業でやればぼちぼちキレイにかける。「見本の通りに書けばいいんでしょ?」つって下位の賞を貰えるくらい。

で、「習字ならってるの?」と聞かれ、「いや習ってないっす」って。

まぁこんな感じで「完全初心者を脱出するのが早い」というか「とっつきがいい」みたいな人間です。

しかし、いざ「この材料を使って自由に作品を作ってください」と言われると、これがガチで1ミリも何も思いつかないんですよね。

「自由に作れ」「好きに描け」と言われると何も作れない。

こういった経験を重ねるうちに「ワイは創造力が無いんだな」と自覚して生きてきた。

だからこそ、自分で作品を作っている「音楽家・小説家・漫画家」あたり人たちのことをめちゃくちゃ尊敬しているし、あこがれている。

んで、最近バーバパパさんの新作動画が公開されていたので見てたわけです。

バーバパパさんは3DCGと音楽を使ったなんかよくわからない映像作品をYoutubeに投稿している方でよくわからない人です。

それで、いつものように「こんなの自分では創造できないよなー」「すげーなー」とか思いながらみてたわけです。

で、ふと「この3DCG映像は自分に作れるのか?」と考えたら、まぁ作れるんですよね。

ちなみに、3DCGなんか触ったことはない。

けど、3DCG作るソフトをググって勉強すれば別に作れる。時間の問題。

でも、当然バーバパパさんのような作品は作れない。なぜなら創造力がないから。

と、バーバパパさんの動画とコメント欄を見ながら、動画の解釈とかいろいろ考えてて「創造力が無い」という表現に違和感を感じた。

それとほぼ同時に「もしかして創造力じゃなかったかも」と気付いたので整理。

今まで思ってた作品の作り方はこれ。

  1. 創造する(創造力)

  2. 作品にする(具現化する技術)

頭の中でなにか作りたいものを創造して、それを音楽とか小説とかマンガとか映像とかのコンテンツにする。

で、今回気付いたのがこれ。

0.表現したい(創造意欲)
1.創造する(創造力)
2.作品にする(具現化する技術)

たぶん、自分は「創造"意欲"がない人間」ではないかと気付いた。

創造力以前の問題だ。

創造力を発揮する前に、創造するモチベーションがゼロなのだ。

犯人で言うと、手口を考える前に動機がない。

この表現がしっくりきた。自分は「創造意欲がない」人間だった。

「自由に作ってください」と言われても「特に作りたいものがありません」で止まってしまうわけです。

これは僕個人の性質でもあると思うんですが、たぶん4タイプの法則型に当てはまる気がしている。法則型の同士がいたらこの仮説が合っていそうか教えてほしい。

もう一つ、人間とAI(ロボットや機械含む)の一番の違いはなにか?というと「意欲(モチベーション)」である。

絵を描けるAIがあっても、絵を描きたいと思っているAIはいない。

すべて、人間からの命令に応じて実行しているだけ。得意だが意欲はない。

つまり、僕みたいな意欲のない人間は比較的AIに寄っている。

ということは完全にAIに置き換えられる人材である。ヤバい。

人間のみんなは自身が意欲を持てる活動に注力して生き残って欲しい。


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