スマート論破 相手を怒らせないで否定する方法シリーズ

どうも、昔からすぐに正論をぶつけて人に嫌われがちな僕です。

「どうしたら相手を怒らせずに相手の意見を否定できるのか」を考え続ける人生を送っています。

相手の意見を否定すると機嫌を損ねるけど、それでも否定しなければならないから、否定表現を使わずに否定したい みたいなことです。

で、今回「これは使えそうだな」と思った手法をひとつ見つけたので書きます。

『「答えのないゲーム」を楽しむ 思考技術』という本に出てくる「B○条件」という手法というか考え方です。

※B○→ビーマル

B○条件を簡単に説明すると、

  • 自分の意見をA、相手の意見をBとする

  • 意見Bを✗(否定)せず、Bが○(肯定)と考える

  • B○が成立するときの条件を考える

  • その条件を否定する

つまり、相手の意見を否定するのでなく、相手の意見が成立する場合の条件をだし、条件を否定するということ。

■例文

もし□□(条件)ならあなたの意見(B)には賛成なんだけれど、□□は現実的には難しいですよね?
(それとも□□をやれると思ってるんですか?おぉん?)

■書籍の解説で使われている事例

状況:売れないバンドマンと結婚したがる娘を説得したい

説得内容:
もしあなた(娘)が安定収入を得られる仕事をしていて、彼(売れないバンドマン)を経済的に支えられるなら、私も結婚には賛成したい。けど、あんたバリキャリで働く気ないっしょ?

これで相手の意見には賛成しつつ、相手の意見を潰している。素晴らしい。

んで、なんでこのB○条件の話が使えると思ったかというと、某岡田斗司夫氏が似たようなことを言っていた記憶があったから。

たぶん「サイコパスの人生相談」かなにかの動画で話していたんだけど、該当の動画を探すのが無理だったので僕の記憶で話す。

たしかこんなことを言っていたはず

相手を説得するなら、意見を否定するのではなく、一度相手の意見に思いっきり乗っかるんですよ。それで、相手の意見を成立させるための手段や方法を一回真剣に考える。そうやって相手と一緒に話しているうちに、実現が難しい部分とかがいろいろ出てきて、相手が勝手に納得して諦めてくれる。

オタキング

たぶんこんな感じだったと思う。うん。

B○条件と同じですよね。

「複数人が同じことを言っているものは本質に近い理論」が発動して、これは使えるなと思った。

そもそも岡田氏の知能は信頼しているので今後使おうと思っている。

ただ、「B○条件」ってネーミングわかりにくくないですかね。

「意見を肯定しつつ成立条件を否定する」と普通に言おうと思う。

ということで、他に「相手を否定しないで否定する方法」とかうまいやり方をご存知の方がいたら是非教えて欲しいです。

それと、意見を否定されて怒る人は全員アンガーマネジメントを読んで欲しいです。

そもそも間違いを指摘されて怒るようなヒステリック民が大量にいるから、周りが「相手を怒らせない方法」とかを苦労して学ぶハメになってるんやで。


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