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【ふらっと対談】『できない』だから本気でやる

アクセスありがとうございます。

この記事は、石原悠太さんへの
インタビューをまとめたものです。

石原悠太さんは埼玉県出身。『がんばる人のお守り』であるWormatを提供するEduCrewに所属しています。また、merry atticに所属し、京都での放課後教育を行なっています。

このまま教員になっては…

石原さんが学生の頃は、よくイメージされるような学生だったそうです。当時生活していた国分寺には学生もたくさんいて、居酒屋で翌朝8時までお酒を飲みながら過ごし、授業の講義を寝ながらも、仲間と助け合いながら、単位を取る。そんな生活を過ごしていた石原さんも、大学3年生の時に教職大学院の推薦に合格します。そして、大学院へ進んで修士を取ることができれば、教職への道は確実なものだったそうです。

しかし、ある講義で現役の教員の方から話を聞く機会があったそうです。

「朝の7時に学校へ向かい、子どもたちと過ごし、夜の8時に帰っています。教員はブラックだ!と言われますが、子どもたちのためなら大丈夫です!」

そんなキラキラした話を聞いて、石原さんは質問をしたのだそうです。

「どうして先生は子どものために働くことができるのですか?」

そんな問いに先生はこう答えたのだそうです。

「この気持ちはわからないと思うので、ぜひ一度教員になってから考えてみてください。」

この話をきっかけに石原さんは考えが変わったのだそうです。

このまま教員になってはいけない…
他のところもみなくては……

そして、石原さんは指導教官に相談します。教職大学院を辞退することはできませんか?
しかし、答えはno。そこで石原さんは考え、たった一つだけ残された辞退する方法を見つけ出しました。

人生を賭けてもいい

唯一残された方法。それは石原さんにとって人生を賭けたものだと感じました。

推薦は通った。そして、大学院の学費も全額出してもらうことができる。卒業すれば、確実に教員になることができる。その道を石原さんは選びませんでした。

先ほど書いた『たった一つだけ残された唯一の辞退する方法』を選んだのです。

その方法とは、留年

わざと講義を一つだけ落とし、卒業資格を得られなくしたのです。

そして、無事に?卒業せず、さまざまな活動を始めることになりました。

どうしてそんなことができるのか?それには石原さんの強い想いがありました。

命を賭けてもいいと言う人がいる。ぼくはそれを本気で考えていて、もしもぼくがビルから飛び降りたら教育がよくなるとしたら、別にビルから飛び降りたっていい。

そんな石原さんはTwitterでつぶやいたそうです。

そして、この投稿を見た方からdmを受けて、色々と話をしているうちに当時TeacherAide共同代表であったかんのすけさんから会いましょうと連絡を受けたのだそうです。

そして、行列のできるラーメン屋へ向かいます。そのラーメン屋の行列に並んでいる中で、口説かれたのだとか。

「教員はこんな行列にも並べないんだぜ。」と言ったとか…言わなかったとか……

あれよあれよと言う間に、TeacherAide東京支部を立ち上げることになったのです。

何にもできないから・・・

TeacherAideの事務局として活動していく中で、よく言われることが

「学生のくせに生意気なことを言うな」
「わからないくせに偉そうなことやるな」
「経験したこともないのに何事だ」

というようなことなのだという。

これらの言葉に対して、

今までそうやって言ってきたから、何にも変わってこなかったんでしょ。教員だけじゃ、どうしようもできないところまで来ているんだよ。これからみんなで考えようよ!
ぼくたちに、何かできるなんて思ってはいない。だからこそ、本気でどうにかできないかって考えたいんだよ。

と感じるのだと、話してくれた。

中立的な立場だからこそ……

TeacherAideは『教員1人ひとりを幸せにする』という究極の抽象的なビジョンを掲げている。だからこそ、【教員(志望学生)の意識改革】【教育を社会の関心事に】【愛に溢れるコミュニティの創造】を3本の軸にして活動することが必要で、どこにも当てはまらない中立的な立場でいるのだと話す。

そんな活動をしていく中で、merry atticだったそうだ。各支部に連絡が届き、どのように対応するのかを考えたとき、じんぺーさんが代表に会いにいき、話し合いを行なってビジョンや価値観を共有。がっちりと噛み合ったので、返事をしたのだという。

それ以来、石原さんはmerry atticの活動も応援しており、現在ではunique× merry atticでの活動を京都拠点で行なっている。

改めて…大学はすごい!

そんな石原さんは現在大学を休学している。一浪一留二休の四年生だそうだ。戻った際には、名一杯フルで授業を受けたいと話しており、石原さんの成長はハンパなくなりそうだ。

国立に行けば、たったの60万円で学び放題ってなんで贅沢なんだ。と話していた石原さん。これからも活躍してほしい。応援していこう。

そうだ。石原さんが正直アプリ開発でお金がかかっていて、ぶっちゃけヤバい。ということなので、もしも支援できる方は声をかけてみてください。

石原さんの連絡先など
・Twitter→こちら

・EduCrew→こちら

・がんばる人のお守り『Wormat

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