闇まで見つめる編集者 | 小林司
初代グランプリの玉城ティナを筆頭に、既成のルールを物ともしない多彩多様な面々が受賞者に名を連ねてきたオーディション『ミスiD』。
10年目を迎えるこのオーディションを立ち上げた小林司は、グラビア企画『妄撮』や、水原希子、二階堂ふみのフォトブックを手がけた講談社の編集者でもある。
そう、今では『ミスiD』実行委員長としての顔が目立つ小林だが、もとは一介の編集者だった。
それがなぜ、異色ともいえるオーディションを始め、心身ともにボロボロになりながらも、数万にものぼる応募者と