見出し画像

活動期とお籠もり期

私はHSS型HSP気質なので
行動のアップダウンが激しいです。

お籠もり期は、人を完全シャットアウトして、
1日中寝ていたり、
家の中に引きこもって動かなくなっています。
気力体力が消耗していて、
ただひたすらチャージしている感じです。

活動期は、刺激を求めて外に出て行きます。
新しいことをしたり、
行ったことのないところへ行きたくなり、
アウトプットできるものを見つけたり、
気持ちもポジティブです。
そして、なかなか休むことが出来ず動き続けてしまうので、
体力が底をついたとき、どっと疲れを感じて、
お籠もりチャージモードに突入するのです。

もうちょっと振れ幅を少なくしたいところですが、それがなかなかコントロールが難しいです。

今は活動期になっているようで、
一昨日、車で片道4時間近くかけて山の中の神社にひとり出かけました。
慣れない山道の運転、気温の高い中坂道を歩いたり、疲れはしたのですが、
初めての場所や景色に興奮して、楽しくて、
むしろ元気になってしまいました。
今日の休みもまた新しい体験がしたいというテンションが続いていて、
家にはいられず、ずっと行きたかったカフェに1人で来ています。

数年前にHSS型HSPという気質があることを知り、自分の気質を理解し始めてからは、
その時々の自分のテンションを少しは客観的に感じられるようになってきたのですが、
以前は自分のアップダウンに振り回され過ぎて疲れて、それを治さないといけないなどと思っていました。

30代に入った頃は特に、
周りが結婚をしたり子供を持ったり、
家庭を作っていくのを見て、
自分も同じように落ち着かなくては、
安定しなくてはと焦っていたので、
自分のこの性質は好ましくないものなんだと感じていました。


行動や気持ちがアップダウンしない方が
心が安定して楽だし、
毎日淡々と、浮き沈みなく生活できるようになることが、年相応の大人なんだと、
なんだか勘違いしてしまっていました。

そしてもちろん、
そうなることは私には無理でした。

私は、よく笑うし、よく落ち込むし、
感情豊かで
すぐ感動したり、涙が出たり、
好奇心旺盛で好きなものに素直で
その行動を抑えられない。
すごく元気なときもあるけど、
ものすごく疲れやすい。

そんな自分を抑え込んでしまうことは、
自分らしさがなくなってしまう。

アップダウンは疲れるけれど、
自分を抑える方がもっと疲れるし、
楽しいことや嬉しいことへの感度も鈍ってしまうんですよね。

アップダウンの激しい不安定な私を理解し、
受け入れて生きることが、
私の心の安定につながっていたんだなと気づきました。

お籠もり期の自分を無理矢理動かしても
楽しくなかったり、
うまく結果が出なかったりするし、

活動期に家で大人しくしていなさいと我慢させても、
気持ちが落ち込んだり、
過食などの良くない行動で発散させたりするので、

自分を縛らずに自由にさせて見守りたいと思います。
そしてもっともっと自分に素直に生きたいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?