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悪口は口に出さなくても自分に跳ね返って来る

今日は「悪口」が与える自分への悪い影響についてお話ししたいと思います。

1.脳はすべて自分宛ての言葉と受け取る

頭の中で「アイツは駄目だ」、「あの人は馬鹿だ」と"誰"を指定しても
脳は“誰“を理解できません。
すべて自分に起きた事象として認識します。

すると「アイツは”駄目だ”」「あの人は”馬鹿だ”」といった
ネガティブな言葉だけが脳に刻み込まれます。
自分自身が駄目な人間、馬鹿な人間だと認識してしまうのです。

この状態に陥ってしまうと他人を比較する人間になってしまいます。
少しでも他人より勝てるところ見つけたり、けなすことで自分自身の尊厳を守ろうとするのです。

勝てないと「自分は何て駄目な人間なんだ」と落ち込んでしまう。
人に悪口を言えば、脳が自分のことと解釈して自己評価が下がってしまう。

どちらにしても下がっていくスパイラルから抜け出せません。

2."有名人は叩いても良い"という雰囲気

そんな人が一番簡単に悪口を言いやすい環境が
TwitterやInstagramと言ったSNSです。
SNSは気軽にコメントができます。

最近は有名人に対する悪口や誹謗中傷が目立ちます。
自分より活躍しており、輝いて見える存在に憂さ晴らしができやすいのです。
有名人は叩いても良いという雰囲気すら感じます。

悪口をコメントした時はスッキリするかもしれません。
しかし、残念なことにこれも自分自身に返ってきます。
また、文字に残してそれを目を通して記憶するという
脳への強い定着も起こしてしまうので、より脳に強く刻み込まれます。

見る、聞く、体感する
という記憶への定着を促す行動をとっているためです。
これをVAKモデルと言います。

 【VAKモデル】
  ・V Visula 見る
  ・A Auditory 聞く
  ・K Kinestic 身体で感じる

3.「悪口」は口にしなくても自分に跳ね返って来る

悪口は口にしない、考えないようにしましょう。
他人は他人、自分は自分です。
自分と違う価値観で良いのです。

悪口を減らしていくと気持ちが楽になります。
楽になるとゆとりが生まれます。
ゆとりが生まれると他人の価値観を認められるようになります。

すぐにはできなくても少しずつで良いのです。

今日は昨日より1つ悪口が減った。他人を認められた。
という自分を褒めてあげてください。

優しい気持ちで毎日過ごせるようになりますよ。


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