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米大学部留学ブログ 2年目振り返り

6月15日(土)Vol 34

2年目が終わり、大学がもう半分終わってしまった。
一瞬のように時間が経ってしまったが、2年目だけを振り返ると、この1年で色々なことがあったので長く感じる。

1年目とは違い、2年目は大学の学業と生活面どちらに対しても余裕ができたので、秋学期と春学期は両方とも最大履修単位数(5.5単位=6クラス)取った。全学期Dean’s List(成績優秀賞)もとれて、今年に入って初めてCSの授業をとり、春学期は課題に大苦戦しながらもなんとか乗り切れ、期末試験ではその授業で想像もしてなかった98点を取れた。
2年目以降は新しい友達が出来にくいと聞いていたが、そんなことはなく学科や学科以外の人と新しく仲良くなれて嬉しかった。

成長したこと

2年目に成長した点は大きく2つ。
1つ目は要領がつかめたこと。どのくらい勉強をしたら試験で大体何点が取れるのか、クラスの上位にいるためには何をすれば良いのかが分かってきた。
授業で必ず友達を作り、困ったときには助け合うことの重要さもとても実感した。
2つ目は、色々なハードスキルを身につけられたこと。授業を通してSolidWorksをかなり使えるようになり、作りたいものは自分で設計して3Dプリンターで実際に作れるようになった。バイトを通して、旋盤やフライス盤、レーザーカッターも人に教えられるほど使えるようになり、工作の幅も広がったし、春学期のCSの授業を通して、まだ全然実力は足りないけれどCやC++の基礎が分かるようになった。

最も良かったこと

今年最も良かった点は、去年の夏休み中に1年間の月ごとの目標を大まかに決めていて、それ通りに動けたことだった。
秋学期には3年生から住むアパートを探して契約したり、入りたかった部活に入ったり、一年を通して3年目以降に余裕が出るように単位も稼げた。
アメリカで獲得したかったインターン探しは上手くいかなかったけれど、秋学期からずっとアンテナを張って色々な企業の募集を見ていたので、最終的には自分が到底届かないと思っていた企業の日本オフィスでインターンをすることが決まった。

最も印象に残っていること

1番印象に残っているのは、冬学期のリサーチプロジェクトである。
秋学期に自分の入っていた部活の友達が、このプロジェクトやる?と聞いてきたことから、私も興味を持ち、自分の実力で何ができるのかは分からなかったが、とりあえず参加してみることにした。部活などの人との出会いがここまでも大事であるとは思ってもなかった。
Ama○nのカンファレンスで製作ロボットを発表するほど、私の想像以上にプロジェクトの規模が大きく、こんな貴重な機会に学部生が関われる大学の魅力を改めて実感した。教授やPhDの人ができる限り私のできることを任せてくれて、朝方5時までラボに残って作業したり、プロジェクトメンバーとご飯を一緒に食べたりしたことは非常に楽しかった。
授業で習ったことは試験後にはほとんど抜けてしまうけど、プロジェクトで身につけたハードスキルはずっと残るので、来年は授業だけに集中するのではなくて、課外活動をもっと頑張りたいと思った。

来年は就活が本格的に始まるので、授業に加えてネットワーキングも2年目よりも頑張らなくてはいけない。さらにアパート暮らしが始まり、自炊も毎日する予定なので、学業とのバランスを考えないといけなくなる。友達とルームシェアするので楽しみもあるけれど、この夏休みに準備できることはして来学期に備えたい。
卒業までにあと2年、自分の置かれている貴重な環境と友達との時間を大事にしながら、後悔のないように毎日頑張りたいと思った。

帰国する前に撮った写真


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