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【詩】 瓶の蓋




何度話し合ってみても




瓶の蓋は開かなかった。




どんなに真摯に向き合おうとも




放置していた瓶の蓋は




何かが固まってしまっていて




簡単に開くことはない。




時間の無駄だな。




そんな言葉が口から出てきて




すぐに後悔しても




瓶にヒビが入って




割れてしまうだけだった。




結局、あの日の僕には




中身をキレイに取り出す事が




出来なかったんだね。






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