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【詩】 Rainmaker




雨が降るなと願えば願うほど




降ってしまう心の雨は




乾き切った何かを




潤すものなのだろうか




誰かが雨乞いをして




沢山の人々の心に降らせた雨は




不毛な土地に




芽を出させるものではなく




不毛な人々が根を下ろし




栄養を吸い取るために過ぎない




雨を呼ぶ者は雨を知らない




でも、雨を知るものは




傘を差し出す事が出来るだろう






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